POSTED ON 2017年4月18日 1 MINUTE READ BY SIXTYMAGAZINE TEAM
現在、日本にてファッション界を中心にプロのフォトグラファーとして活躍をする彼の素顔に迫る。
Q1:お名前を教えて下さい。
池満 広大 (Ikemitsu Kodai)
Q2:普段は何をしていますか?
フォトグラファー
Q3:フォトグラファーになったきっかけを教えてください。
被写体のいきた写真を見たとき、撮ってみたいと思ったからです。
Q4:これまでの、広大さんの道のりを教えてください。
ヘアアカデミーの【Vidal Sassoon】入学のため渡英。卒業後、二年間現地のサロンに勤務。フォトグラファーに転身するため退職し、2010年に一度帰国、二年後に再渡英。2014年に帰国し、現在に至ります。
Q5:主に、どういった舞台でフォトグラファーとしてご活躍していますか?
ファションエディトリアル、マガジン、ルックブック、ポートレート、など。
Q6:なぜロンドンを選びましたか?
21歳まで美容師をしていて、Vidal Sassoonに入学したのがきっかけです。【Sassoon】がイギリスだったので。
Q7:ロンドンでの印象に残っている思い出や苦労した経験を教えてください。
思い出せないほどいろいろとありましたが、特に苦労と思ったことはないです。
Q8:2014年から東京を拠点にご活躍している広大さんですが、日本へ帰国されたきっかけを教えてください。
ロンドンで様々な人種の方と撮影することを通して見えてきたことがあって、そのタイミングで日本で活動したいと思ったからです。
Q9:留学経験のある広大さんにお聞きしたいのですが、ご自身から見たロンドンとは?
ロンドンは自分にとってはクリエイティブのベースがある街です。
Q10:ロンドンでお気に入りの場所などはありますか?
【London Fields】と周辺の【カナル運河】です。計5年間ずっとイーストロンドンに住んでいました。10年前は、まだ危険エリアでなかなかスリリングでしたが、同時にその頃ちょうど変わり目でアーティストやクリエーターが移り住んで生活して街が発展しているところで、それがクールでした。現在では、またその流れは違ったエリアに移っています。
Q11:写真を撮る際に気をつけていることや、広大さんなりのこだわりを教えてください。
「ムード」です。そのムードを作るために、誰とどのように作るのかは大切です。バランスのいいチームは不可欠です。
Q12:また、被写体となる方々との距離感や個性をどのように見つけますか?
被写体とはできるだけつながって撮りたいです。つながっている時はゾーンみたいなものに入りやすいです。
Q13:お仕事をする上で様々な人との出逢いがありますが、大切にしていることはありますか?
撮影する上で、コミュニケーションはとても大切だと思います。現場の空気感は仕上がりにつながります。
Q14:「ポートレート」の魅力とは何でしょうか?
シンプルに被写体の事を考えることができるところ。僕にとって中心にあるものなので、何かあるとそこに戻ってきます。
Q15:ポートレートを撮る際のこだわりとは?
パーソナルな部分が引き立つように、構成自体は必ずその被写体から全て展開します。
Q16:フォトグラファーとしてファッションの舞台でご活躍している広大さんですが、現在のファッションについて教えてください。
ファッションに関係する写真のことしか語れませんが、今の時代作ったものは全て世界に出ますので、そんなに日本と海外と分けて考えていません。
Q17:SMSやインスタグラムなどで注目している人はいますか?
おもしろい雑誌やクリエイターはフォローしています。
Q18:お気に入りの音楽はありますか?
撮影の時は、ムードに合った音楽がいいです。
Q19:好きな映画や監督、ドラマなどあれば教えてください。
観ますが、特にありません。
Q20:良く読む雑誌またはお気に入りの本はありますか?
いろいろ目を通していいなと思ったものは買います。
Q21:最後に、広大さんにとって「フォトグラファー」とは?
写真を通してイメージをつくる人。
美容師を目指して、ロンドンにて経験を積んだ広大さん。そこで出会ったのは、今の自身に繋いがっている「フォトグラファー」という新しい光。ジャンルは違うけども、自身の目に映るイメージは常に当時から鍛え抜いたものであろう。働いている側からしか見えないプロの現場の雰囲気を伝えてくれる。
https://www.instagram.com/kodaiphoto/
広大さんのInstagram:@kodaiphoto
ホームページ:http://www.kodai-i.com