春に向けてどんなヘアスタイルにするかウキウキする季節。
2018年秋冬は、ボブより少し長い髪型”ロブ(Lobs)”が流行っていたが、2019年は新しいシャギ―(Shags)とカーテンの様な前髪(Curtain Bangs)がグレードアップしてかえってきた!
サンフランシスコの大人気ヘアサロンSpoke & Wealのオーナーのジョン・レイマンが、『GLAMOUR』の取材で2019年のトレンドを以下の様に語っている。
“Cool is more important than ‘sexy’ right now. Or rather, cool is the new sexy.”
「カッコいいは、今セクシーより大切だ。むしろ、カッコいいは新しいセクシーなんだ。」
アメリカの地域別、カッコ良くて人気のヘア・スタイルをご紹介。
ロサンゼルス:Mermaid Shag (マーメイド・シャギ―)

ロサンゼルスのサロンNine Zero Oneでは、マーメイド・シャギ―が大注目。マーメイドのように長さを残しながら、シャギ―にウエーブを入れる事でよりラフ感を出している。どこかロックスターのバイブをいれたクールなスタイル。
*シカゴではLog shagsといってロングではなく、短めのシャギ―が流行っている。
ニューヨーク: Curtain Bangs (カーテン・バング)

カーテンの様な前髪(Curtain Bangs)とは、前髪の再度が少し長めで、カーテンのように、ただ流すだけのメンテナンスがほぼ必要ないというのが魅了。
気取ってないラフ感がよりクールで、セットに時間が掛からない。ニューヨークのCutler Salonのスタイリストのエミリーさんは、「Curtain Bangsは長さもあるため、時にはアイロンでカールにしたり、前髪を後ろでピンで止めたり、どんなシチュエーションでも融通が利く。」とも『GLAMOUR』の取材で話している。
サンフランシスコ: Strong / Blunt Bob (鋭いボブ)

サンフランシスコでは、クールさを最大限に取り入れた”鋭いボブ”が人気のようだ。アメリカでセクシーが一番の褒め言葉ではないかと思うほど、誰もがとにかくセクシー(色っぽさ)を目指していた。
しかし今年は、カッコ良さがあのセクシーを超えて、女性のクールさ、カッコよさが何よりも注目されている。
ボストン: Asymmetrical Undercut(アシンメトリー・アンダーカット)

ボストンでは、アシンメトリーのアンダーカット。アシンメトリーの短い方の髪の毛を短く切り落とすスタイルで、男性にも人気が高く、髪に尺度を変えて、動きを楽しむスタイル。
ニューヨークでもDramatic Pixieと言って、ダイナミックな妖精のようなベリーショートが流行っている。イメージチェンジに、クールさを出し大胆に髪の毛をベリーショートに切る女性が多いようだ。
マイアミ、シアトル、オースティン: Wavy Lob (ウエーヴィー・ロブ)

マイアミ、シアトル、オースティンでは、ロブにビーチ―ウェイブを掛けたスタイルが、まだまだ人気が高い。どんな髪質でも長さでも挑戦できるスタイルで、カジュアルでラフ感がカワイイ。Beachy Wavesとは、ロサンゼルスのビーチをイメージしたカールで、従来もモノより、やり過ぎた感がない柔らかい海の波のようなウェーブが2019年も続けて流行っている。

左上:Beachy Waves/右上:Extremely High Ponytailといって、頭の上でポニーテール・スタイルも2019年INだ。
自分らしいヘアスタイルをするのが一番だが、2019年の春に向けて少しでもイメージチェンジを考えるなら、ぜひ参考にして欲しい。