POSTED ON 2017年6月8日 1 MINUTE READ BY SIXTYMAGAZINE TEAM
今回は、ショップスタッフ、イタイタイコウさんへ聞いた21の質問をご紹介。日本でも数少ない品揃えで人気を集めるショップ【CONTENA STORE】【NOPPELABO】を掛け持ちしつつ、オフの日は大学。ファッションへもストイックな20歳の素顔へ迫る。
Q1:お名前を教えて下さい。
イタイタイコウと申します。
Q2:何歳ですか?
20歳になりました。
Q3:普段は何をしていますか?
【CONTENA STORE】、【NOPPELABO】という大阪の2つのショップで働かせて頂いております。それ以外は大学に通っています。
Q4:ファッションの世界へ進んだ思ったきっかけを教えてください。
本当は目立ちやがりなのですが、あまりハイテンションで騒いだりするのが苦手で悩んでいたところ、自己表現のツールとしてファッションに出会い、その世界にハマっていきました。
Q5:現在、「NOPPELABO」「CONTENA STORE」に務めておられるイタイタイコウさんですが、きっかけを教えてください。
お客さんとして通っていました。そのご縁で働かせて頂いています。
Q6:ショップの魅力を教えてください。
【NOPPELABO】は日本でも殆どないと言えるほど特異な世界観を持つショップです。歴史あるヨウジヤマモトやコムデギャルソンのアーカイブ、または新鋭の海外のブランド、独特な雰囲気をもつ古着が1つの空間に並んでいるのが魅力です。一方、【CONTENA STORE】は日本で殆ど取り扱いのないインポートブランド、日本という枠組みを超えるドメスティックブランド、古着が全て「今」というフラットな視点で並べられています。どちらのショップも日本でも殆どない雰囲気だと言えると思います。
Q7:ブランドのリサーチもご自身でなさっていますか?
どんな服を扱うにしても、海外、日本を問わず様々なブランドを知った上でないと自店の取り扱いブランドや古着を勧めることは出来ないと思うので、日々リサーチしています。
Q8:注目しているブランドやデザイナーはいますか?
【KOZABURO(@kozaburoakasaka)】。
Q9:将来的に、ご自身でも新しいファッションの道を開いていく予定もありますか?
新しいと言えるかはわかりませんが、野望はあります。
Q10:現在の日本のファッションをどのように思いますか?
僕なんかが大それたことは言えませんし、意見は人それぞれだと思いますが、中身が伴っていない人が多すぎます。
Q11:イタイタイコウさんのファッションスタイルについて教えてください。
50代まではこれっていうスタイルは確立しなくていいかなって思ってます。
Q12:過去にも様々なヘアスタイルをしてきた中で、現在のヘアスタイルについてのこだわりを教えてください。
楽。
Q13:イタイタイコウさんにとって「ファッション」とは?
たぶん、自己防衛です。
Q14:ショップスタッフとしてだけでなく、モデルとしての顔もお持ちのイタイタイコウさんですが、始めたきっかけは何でしたか?
自分を表現する方法として、ファッション以外に何かないかなと考えた時に出てきました。
Q15:まさに自分自身を使って表現していくお仕事ですが、表現面で気をつけていることは何ですか?
身長がそれほど高くないので、少しでも高く見せる、または身長を気にさせないように工夫しています。
Q16:今後、モデルとしてはどういった舞台で活躍を広げていきたいですか?
ファッションのお仕事とモデルのお仕事がリンクしたらいいなと思います。自分がお仕事で関わったブランドさんのモデルをさせて頂くとか。
Q17:多忙な日々を送っていると思いますが、オフの日はどのような日々を送っていますか?
大学に行くことがオフです。
Q18:好きな音楽はありますか?
好きと言えるほど掘り下げていませんが、音楽を聴くのは好きです。
Q19:SMS(インスタグラムなど)で注目している人はいますか?
Q20:今後の目標について教えてください。どのような自分になっていきたいですか?
ファッションは1人では自己満足になってしまうし、人の目を気にしていては自己表現にはならないと思います。なので、自分が認める方に認められたいし、自分が認めない方には認められなくてもいいが、黙らせられるくらいに実力はつけたいです。
Q21:最後に、イタイタイコウさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。
僕自身は人に偉そうなことを言える立場ではありませんが、有名人だろうと先輩だろうと誰であれ人の意見を鵜呑みにして言われたことしかできない人間にはならないようにして生きましょう。反骨精神は忘れたくないです。
一見、すらっと背の高い男性をも思わせるイタイタイコウであるが、モデルとしては実際はそうでないと語る。それでもそんな違和感を全く感じさせない独自のポージングとスタイリングは、自分自身を研究し尽くしており、この世界の概念もスタイルだけでなく、個性に着目したものへと移り変わった今そして今後への最大の武器になっている。彼はありきたりのスタイルではなく、自分の身長を意識したポージングをすることで、今までの常識を覆した彼にしかできない表現を手に入れた。そしてファッション界の先端を行く一人として、シンプルに簡潔に、そしてストイックに答えてくれた。
イタイタイコウさんのInstagram:@itaitaitaitaikou