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先日、東京駅にて『第2回 東京エキマチ FES!』が開催された。
第2回目は、東京駅周辺エリアはもちろん、千代田区、中央区エリアからも地域の学校・企業・社会教育会館などを拠点に活動している団体が参加。東京駅の「グランルーフ」と「グランルーフ フロント」に設けたステージでパフォーマンスを披露した。

また、各日とも夕方からは、プロアーティストや特別ゲストによるステージライブやトークショーを実施。エキマチライブでおなじみのささきちか、大柴広己、京橋生まれの世界的なおもちゃコレクター・鑑定士である北原照久)、東京ステーションシティCM「はじまりは、ここからだ!」篇へ楽曲提供の熊木幸丸擁するLucky Kilimanjaroがステージライブやトークショーでイベントを盛り上げた。

今回、F-MAGAZINEは、音楽シーンをエレクトロポップで盛り上げる『Lucky Kilimanjaro』に密着。俳優・仲野大賀も出演する東京ステーションシティCM「はじまりは、ここからだ!」篇の楽曲を担当したボーカル熊木氏へのインタビューも遂行した。

インタビューはこちら:【21Questions × 東京駅】「自分で心が動くタイミングを作る」Lucky Kilimanjaro 熊木幸丸に聞いた21の質問。

東京ステーションシティCM「はじまりは、ここからだ!」篇

人々の人生のスタートや日常の交差点である東京駅にふさわしい、疾走感溢れる楽曲となった今回のCMソング。Lucky Kilimanjaroの醍醐味でもある”世界中の毎日をおどらせる”エレクトロポップなメロディーが、人々の足取りをより軽やかにさせる。

東京エキマチ FES!では、そんな彼らの楽曲を、CMの舞台でもある東京駅でリアルに感じる事が出来た。

Lucky Kilimanjaroは本イベントで全7曲を披露。1曲目はリスナーからの人気も高い『風になる』。イントロが流れ出すと同時に、立ち止まるスーツ姿のサラリーマンや観光客の姿。どんどん人々の足が、瞳が、耳がLucky Kilimanjaroに向き始めた。

僕らは同じままじゃいられない
君から変われば良い
どこへでもゆける勇気をあげる

東京ステーションシティのテーマ「はじまりは、ここからだ!」にもマッチするこの歌詞。様々な人生のストーリーの始まりとなる場所で、早速彼らは人々の心をおどらせ、東京駅をLucky Kilimanjaro色に染める快活なスタートを切った。

その後も、『新しい靴』、『Burning Friday Night』、『HOUSE』と続き、新曲の『FRESH』を披露。
『Burning Friday Night』では、観客も一体となり振り付けをおどる姿が際立った。”毎日をおどらせる”Lucky Kilimanjaroらしさを肌で感じるポップチューンを、東京駅でも変わらず披露。3連休の最終日、明日からの憂鬱をこの曲が全て飛ばし、観客のボルテージもマックスに。

F-MAGAZINEのインタビューにて、熊木氏が自身の楽曲から選んだ一曲は『FRESH』。

Q19:Lucky Kilimanjaroを知らない人に聞いてほしい1曲は?

やっぱり新しい曲ですね。『FRESH』を聴いて欲しいです。今自分の伝えたいことは1番新しい曲に入っているので、新しい人に聴いてもらうならやっぱり1番新しいメッセージを届けたいです。

-【21Questions × 東京駅】「自分で心が動くタイミングを作る」Lucky Kilimanjaro 熊木幸丸に聞いた21の質問- より

鬱陶しい朝の満員電車も、人で溢れる駅のホームも、この『FRESH』のメロディーと共に爽やかな風が吹くだろう。代わり映えのない毎日をフレッシュな気持ちに、新しい人生の始まりの共感ソングに、様々な人の心を揺さぶるこの曲。Lucky Kilimanjaroらしいポップさも含みながら、6人で創出される厚みのあるサウンドが彼らのバンドとしての実力も証明した。

ボーカルの熊木氏が「東京のど真ん中で鳴らしたかった」とステージで語った『ひとりの夜を抜け』、『Do Do Do』の2曲を披露し、東京駅に出現したダンスフロアは終演を迎えた。

様々なカルチャーシーンにその中心となる場所が存在する。今回の舞台となった東京駅は、正に熊木氏が語った純な"東京のど真ん中"。オリンピックも控え国内だけでなく世界から人が集まるこの場所。海外からの観光客も足を止め心を躍らせたLucky Kilimanjaroの今回のステージは、彼らの更なる飛翔を感じさせた。
年内にも、WWWでのワンマンやCOUNT DOWN JAPANへの出演を控えているLucky Kilimanjaro。彼らは更にパワーアップして、東京のど真ん中に戻ってくるだろう。

東京エキマチ FES!で彼らを目にできなかった人も、是非東京駅に足を運んで、Lucky Kilimanjaroの楽曲を聴いてほしい。半径50cm以内の自分だけの世界が風に乗って広がり、様々な人々のストーリーが見えてくるはずだ。

Q9:今回エキマチフェスに出演されるということで、東京駅でライブをされる訳ですが、この東京駅に思い出などはありますか?

大学時代、授業が終わってから朝まで飲むみたいな生活をしていた時が結構あったんです(笑)。大学が神保町なんで、3時ぐらいに飲み飽きてきたら、「ちょっと歩くか!」って言って大手町まで歩いていたんです。そうすると、東京駅のそれこそ丸の内のビルとか、早朝は全然人がいなくて、そのビルに朝の青い感じが入ってくるのがとても綺麗で。それが凄く好きで、好きな東京の景色ってなんですか?って聞かれたらよくその景色を答えてます。早朝のビルの青い景色は凄く印象的です。

-【21Questions × 東京駅】「自分で心が動くタイミングを作る」Lucky Kilimanjaro 熊木幸丸に聞いた21の質問- より

F-MAGAZINEのインタビューで熊木氏が答えた、”東京駅"。彼のストーリーは、爽やかな早朝の青色。あなただけの”東京駅"のストーリーや色は何だろうか?

人生のスタートや人々の日常を支える東京駅だが、食、アート、音楽、実は様々なカルチャーが溢れる場所でもある。そんな東京駅で、いつもの日常から少しだけ心を歩かせてみては如何?Lucky Kilimanjaroの楽曲は、あなただけのストーリーとの融合によって完成されるのだ。

Photographer:Masahiro Enomoto
Text:Ayaka Yoshimura

【Lucky Kilimanjaro】
“世界中の毎日をおどらせる”
音楽には誰かの背中を押したり、新しいアイデアを与えられると信じています。
みんなが前向きになれるような、ワクワクする音楽をつくります。
2018年11月メジャー1st EP『HUG』リリース。

公式サイト:http://luckykilimanjaro.net/

【東京エキマチ FES!】

東京駅周辺エリアにお勤めの方や近隣在住者、プロアーティストなど様々な方が出演してステージパフォーマンスを行う”東京駅エリア唯一”のフェスイベント『東京エキマチ FES!』。
昨年初開催し、プロ・アマ合わせて16組のパフォーマーが出演、延べ1,200人のお客さまにご参加いただいた地域密着型フェスイベントがスケール感をアップして今年も開催。イベントの開催を通して、地域の方々と共に東京駅周辺エリアの活性化に取り組む。

〈『東京駅 105th Anniversary キャンペーン』を開催 〉

東京ステーションシティは、東京駅が 2019 年 12 月 20 日(金)に開業 105 周年を記念し、日頃東京駅をご利用いただいているお客さまへの感謝の気持ちを込め、2019年11月20日(水)~12月24日(火)の期間、『東京駅 105th Anniversary キャンペーン』を開催する。
「東京駅」に因んだコンテンツを多数展開する期間中は、東京駅開業105周年を記念して、東京駅を訪れたお客さまにお楽しみいただける「東京駅」に因んだ様々なコンテンツを展開していく。
エリア内の商業施設グランスタ・グランスタ丸の内、エキュート東京、エキュート京葉ストリートの各ショップでは期 間限定の記念商品も販売。この機会しか手に入らない東京駅グッズやグルメにも期待大だ。

キャンペーン期間:2019 年 11 月 20 日(水)~12 月 24 日(火)

また、『東京駅 105th Anniversary キャンペーン』を開催するにあたって、東京駅開業 105 周年を記念したロゴも発表された。 制作に際しては、東京駅で働く駅社員からデザインの原案を募集し、集まった約 30 件のアイデアの中から、「ネオン」 をモチーフにした原案を採択し、プロのデザイナーの手でロゴ化。令和にアップデートされた東京駅に乞うご期待。詳細は公式サイトにて。

TOKYO STATION CITY 公式サイト:http://www.tokyostationcity.com/news/

東京エキマチ 公式サイト:http://www.tokyostationcity.com/tokyoekimachi/