『 Designer’s 7 Favourite』は、アジア発ブランドの中でも新進気鋭で注目を浴びるブランドのデザイナーやプロデューサーに7つの好みを紹介してもらうインタビュー。表にあまり出てこないデザイナーの日常生活を垣間見る連載企画。
第四回目は、日本でもPOP UPを行う程の人気を博している新進気鋭の韓国・ソウルストリートウェアブランドのKICHWORK (キッチウォーク)でプロデューサーを務める<JAEDOO LEE>。ミレニアル世代から注目を集める人気デザイナーの日常を公開。
家にいる時に一番好きな時間は何ですか?
仕事終わりの夕方以降、ベットに横たわってNetflixとビールを飲むが定番の時間で、もっとも好きですね。また彼女とface to faceで話す時間もとても好きです。
今まででどの映画が一番自身のデザインに影響を受けましたか?
1995年のデトロイトをテーマにしている 8 MILE (エイトマイル)ですね。当時のアメリカのHIP HOPシーンであったり、その時の服装などが投影されていてとても感銘を受けました。

自分で所有しているブランドアイテムの中で一番好きなものは?
KICHWORKから出しているTシャツ全てです。毎日基本的にはKICHWORKのTシャツを着用しています。
仕事中によく聞くおすすめの曲は何ですか?
基本的に仕事をしている時や運転をする時はヒップホップを聴いています。最近はChildish Gambino(チャイルディッシュ)の”This is America”もよく聴きますね。

日々必ず行っているルーティンはありますか?
フリーランス的な生活の仕方をしているので毎日のルーティンというと難しいですが、基本的にはKICHWORKのオフィスへ行って、ディレクションと合わせてセカンドフォトグラファーとして写真撮影をしたりもします。週末は家族や彼女と時間を過ごすことが多いです。
あなたのもっとも好きなOOTD (今日のスタイル)は何ですか?
ストリートウェアの中でも快適なアイテムを合わせて着用するスタイルが自分のOOTDです。KICHWORKのアイテムと、SupremeやNIKEのアイテムを合わせて着用したりします。
知人のデザイナーでもっとも好きなデザイナーは誰ですか?
Supremeのディレクター<Angelo Bark>ですね。知人ではないですが自分の好きなデザイナーです。
Stussyのスタッフだった頃、フォトグラファーのアシスタントとしてブランディングをサポートしていて、それが理由でNYの小さなブランドが世界レベルに大きいブランドとなり、Supremeが今でも実在しているのだと感じています。
自分もこの時代のカメラマンというもう一つのポジションも活用して、KICHWORKのビジュアルブランディングにしっかり活かしていきたいと感じています。

【プロフィール】
JAEDOO LEE – KICHWORK
韓国発の新進気鋭ストリートウェアブランド。HIP HOP調のアイテムから今人気なロゴ・シンプルなアイテムなどを豊富に揃え、日本でもPOP UPをして成功を収める今注目のブランド。韓国モデルやアーティストなどから愛されるブランドとなっている。