【21Questions】「勉強するフリをしている間に、ヒップホップに出会った」DJ SODAに聞いた21の質問。

韓国を拠点に、世界中のフロアを盛り上げるDJ SODA。幅広いジャンルの音楽とともに、フロアでキュートに踊る彼女の姿は、世界中の音楽ファン達を虜にしている。音楽を、フロアを、観客の視線をSODA色に染め、自由に踊る彼女の姿は誰の目にも鮮明に映る。人々を魅了するSODA色はどのようにして構築されたのだろうか。
今後も目が離せない、彼女のルーツに迫った21問で、あなたのダンスシーンをより輝かしいものとしてほしい。

Q1:音楽に興味を持ったきっかけは何でしたか?

幼い頃に、すごく箱入り娘扱いされたんですよ。親から家にいてねって望まれていて、19歳になっても門限が夜の19時だったんです。勉強するフリをしている間に、ヒップホップに出会って、それでオタクになって、だんだん深く掘ったらその音楽が多様になって。ハッピーな時もそうでない時も支えてくれるようになったんです。ある意味宗教みたいな感覚になったんですけど、他の人が宗教で自分の心の癒されるなら、私の場合は音楽でしたね。

Q2:最初にハマったアーティストは?

TwinzのEastside Lbです。

Q3:DJとして活動される前はどのような事を?

もともとはミュージカルの演者に興味があったんです。凄く表現が自由だなって思って。大学ではミュージカル専攻だったんですけど、入ってみたら固い雰囲気で、違うなって。学校の先輩からの圧も凄くて、家で落ち着かないこともありました。

Q4:そこからDJの道へ進んだのは、どの様な経緯があったからなのでしょうか?

いつも家にいてねって言われて育ってきて、自由になりたかったからです。ヒップホップが好きすぎて、最初は趣味としてレコードでのDJを練習し始めました。趣味からのスタートだったんですけど、どんどんのめり込んで、私みたいに音楽で癒しを与える機会を作りたいなって思うようになって、本格的に始めました。

Q5:DJを始める前と今、音楽の聴き方は変わりましたか?

DJを始めたときは、ヒップホップが好きすぎて、ほぼ毎日ヒップホップだけを聴いていました。でも今はラジオなどで、他のジャンルの音楽も積極的に聴くようにしています!

Q6:プライベートでは、最近何を聴かれていますか?

最近だと、ハウスミュージックにハマっています。
1980年代後半に米国と英国で発生したハウスミュージックとヒップホップ音楽の要素が混在したヒップハウスがあるように、ハウスとヒップホップは本当によく合いますよね。ヒップホップが好きだったので、自然とハウスに惹かれたんだと思います。

Q7:選曲するときのこだわりはありますか?

多数からの反応が良い曲と、自分の好きな曲、そのちょうどいい間を取りながら選ぶようにしています。

Q8:毎回流す定番の曲やアーティストはいらっしゃいますか?

好きなアーティストの好きな曲というよりかは、その場に合った盛り上がる曲を選んでいますね。もちろん自分も盛り上がって楽しめるものを。

Q9:印象に残るステージはありますか?

ステージは全て印象に残っていますが、韓国のSpectrum Dance Music Festivalというフェスは特に印象的でしたね。The Binchesっていう4人組のアーティストの客演としてステージに上げて頂いたんです。そのユニットは4人とも別々の活動をしていて、みんなスーパーDJなんです。観客人達の人数も凄くて、自分のボルテージも上がって、楽しかったです。

Q10:DJ SODAさんから見て、日本のオーディエンスのリアクションは如何でしょうか?

日本のお客さんは凄くアーティストに集中して、パフォーマンスや曲をしっかり見て下さっていますね。他ではパーティー感があるんですけど、日本ではみんなしっかり集中して聴いてくれているなって思います。

Q11:日本で注目しているアーティストはいますか?

GENERATIONSはかっこよくて、踊りもすごくてよく見ています。

Q12:今、韓国のフェスや音楽シーンはどの様な流れでしょうか?

韓国だとメルボルンバウンドっていうジャンルがずっと人気な印象ですね。

Q13:普段プレイのためにどういう意識をされていますか?

普段は落ち込んでて疲れてる時に、成功者の名言を探したりしていますね。その人たちも多分、なんどもなんども失敗して、成功をされていて。そういう背景も踏まえながら、名言を自分なりに消化して、安心と自信をつけていますね。

Q14:印象に残った名言はありますか?

朝目を覚ますと、いつもどこかが痛む。痛くない日は「私は練習を怠ったんだ」と反省する。
-姜秀珍 (バレリーナ)

Q15:普段モデルとしても活動されていますが、DJとどの様な相互効果が生まれていますか?

主な仕事はDJなんですけど、イメージキャラクタとして依頼を頂くのはすごくありがたいですね。片方だけじゃ無くて、DJとしても自分らしく真面目に頑張るのが大切だと思います。

Q16:世界中でDJのステージに立たれていますが、世界的に見てアジアの音楽はどの様に見られていますか?

個人としての意見ですが、ドイツのワールドクラブドームに行った時に、ドイツの方々から”写真撮ってください”って言われて、”どこで私を知ったんだろう?”って驚きました。現地のアーティストの方も”コラボしませんか?”と言って下さって、嬉しかったですし、凄く不思議でしたね。

Q17:嬉しいオーディエンスの反応はありますか?

みんなが私に合わせて、ダンスを踊ってくれるのが嬉しいです。

Q18:ダンスはずっとやられていたのですか?

もともとダンスがすごく好きです。個人的にまあまあいけてるなって思うんですけど…。他の人の意見を聞いたら、”あなたはダンスが下手くそだから人気になった”って(笑)。”ダンスが上手だったら人気が出てなかった”って、そういう親近感もあるのが良いのかなって。

Q19:最近覚えた日本語は?

アゲアゲ?

Q20:今後日本で挑戦したいことや展望を教えてください。

まずは自分で作曲した曲や手がけた曲を日本で出して、みんなに聴いて貰えたら嬉しいな。もし、タレントとして活動できるなら、そこもぜひチャレンジしたいです。

Q21:最後にDJを始めたい人達へ、アドバイスをお願いします!

とにかく一歩踏み出すことが大事だと思います。
あとは、私がそうだったように、自分が本当に愛することを、あきらめずに続けるのが重要だと思います!本当に自分がやりたい事にすべての情熱を注げば、自ずと道は開けます!

Photographer:Kazumi Watanabe
Stylist:Nana Iwata
Interview&Text:Ayaka Yoshimura

【プロフィール】

DJ SODA

韓国を拠点に全世界で活動するASIA No.1女性DJ。
EDMとBASS MUSICに限らず、HIP HOPやPOPまで幅広いジャンルで世界中のダンスフロアを盛り上げる。DJANEのランキングでは、ASIAで3年連続1位を獲得しており、S2O SONGKRAN MUSIC FESTIVALやWORLD CLUB DOME、ULTRA KOREA等のフェスにも出演。
2019年にはULTRA MIAMIのメインステージでもアジア人女性として初めてのパフォーマンスを行った。

DJとしての活動だけでなく、モデルやファッションアイコンとしても活動し、複数の企業の広告キャラクターとしての活動実績も持つ。INSTAGRAMのフォロワーは350万人を超えており、全世界から支持をされている。

Instagram: https://www.instagram.com/deejaysoda/
Facebook: https://www.facebook.com/djsodaofficial/
Twitter: https://twitter.com/dj_soda_
Youtube: https://bit.ly/2u0YZAu

Contact: djsoda_info@av.avex.co.jp

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