POSTED ON 2017年9月24日 1 MINUTE READ BY SIXTYMAGAZINE TEAM
今回は、アーティスト、Beniya Yukiさんへ聞いた21の質問をご紹介。一度見たら忘れられないそのルックスの持ち主。KENZOのキャンペーンビデオ「Le conte japonais de Kenzo」を始め、数々のランウェイモデルとしても幅を広げ続ける。表現者そしてアーティストとして生きる彼女の魅力に迫る。
Q1:お名前を教えて下さい。
Beniya Yuki
Q2:普段は何をしていますか?
アーティスト
Q3:「東京」とは、Beniさんにとってどんな場所ですか?
混沌

Q4:Beniさんにとっての現在のアーティストとしてのご活躍について教えてください。
自分をモデルと思ったことはありません。一つの表現方法と思っています。
Q5:今までのご活躍の中で、自分の中で変化や新たな発見とは?
この業種はいい意味でも悪い意味でも自由 。その中で自己理解を深めることが、自分にとっても大切なことだと思いました。変わりゆく環境や時代の中で何が必要で何が不必要か、人間が築きあげた常識に囚われず考えていきたいと思いました。
Q6:ロンドンへ渡ることに決めたことについて教えてください。
高校生の時、東京に上京することが決まった瞬間から次の目標は海外に行くことでした。何故行くかはあまり考えたことはなく、直感で行こうと思ったところに行って何をするかは全部後から考えているようです。違う環境の中で変わってゆく自分が面白いなあと感じています。頭の中で組み立てるのは苦手な方なので全てその時の直感です。
Q7:KENZOのキャンペーンビデオ【Le conte japonais de Kenzo】の出演についての感想やきっかけを教えて下さい。
きっかけはその時ストリートスナップでカメラマンをしていらっしゃった藤田さんに撮って頂きました。その後、藤田さんを通じてKENZOのオーディションに行きました。世界が変わりました。あの時の気持ちやご一緒した方々のことは一生忘れません。
Q8:Beniさんの印象的なヘアースタイルについて教えて下さい。
ウルフで時々色を変えます。
Q9:Beniさんにとって「ファッション」とは何ですか?
自己表現
Q10:Beniさんにとって「自己表現」とはどういったことでしょうか?
今もこれからもどんな表現が自分にできるか私も分かりません。言葉は自己表現ですが、表現力には限界があります。概要は伝えられても想いは伝えられなかったり、伝えすぎてまた別の意味になることもあります。それを伝えるツールとして服やコラージュや文章、そしてあらゆる表現のツールで考えを再構築すると新たに別のものが見えてきます。そして自分の気持ちや考えていることを相手に伝えるツールが自分の中で変化していくのがおもしろいのです。だから、これといって自分の表現方法を具体化するものはありません。

Q11:自身のファッションスタイルについて教えて下さい。
基本タイトです。後は自分の中の流行。
Q12:今までで一番印象に残ったお仕事はありますか?
どのお仕事も印象深いですが、【Kenzo】と【Koche】です。
Q13:好きなブランドやデザイナー、アーティスなどはいますか?
90年代の【Hysteric Glamour】好きです。後はその時の自分の流行です。
Q14:お気に入りの場所や国などはありますか?
お気に入りの場所は公園。行きたいところは南極。
Q15:お気に入りの香水または香りなどはありますか?
甘いのが好きです。
Q16:普段どんな所でお買い物をしますか?オススメの場所があれば教えて下さい。
リサイクルショップ
Q17:今、はまっているお気に入りの音楽やミュージシャンはいますか?
【Panama】【Paradis】【Grimes】
Q18:好きな映画や監督、ドラマなどあれば教えて下さい。
「Xavier Dolan」監督の作品では、【わたしはロランス】【マミー】【マイマザー】。あとは、【天使の涙】【パルプ・フィクション】【アウトレイジ】【アイ・アム・サム】【アデル、ブルーは熱い色】など。ありすぎて選べません。
Photographer:Tammy volpe
Q19:良く読む雑誌や好きな本はありますか?
写真集は見ます。
Q20:影響された人はいますか?
【荒木経惟】と【岡崎京子】
Q21:最後に、Beniさんの今後の目標をお聞かせください。
自分の思いや頭の中にある創造を実体化していきたいです。
頭から爪先、人間の中の感情までを引き出し彼女が表現する世界は、言葉では表せないほどディープなもの。その鋭い目つきと堂々とした表情からは、人が作りすぎた高すぎる壁を本能的に打ち砕いていく「反骨心」が見え隠れする。まさに驚異的な魅力を持つ人物。そんな真の美を持ったアーティストBENIの世界への挑戦は無限に続いていく。
