新型コロナウィルスの流行によって、思い描いていたそれとは全く異なった20年代がやってきた。パーティー / コミュニケーションの在り方そのものが問い直され、社会が準拠してきたシステムの脆さと心が拠り所としてきた出来事の強力さを、同時に突きつけられている真っ最中だ。

未来が急速に変わっていく。とは言え、決して奪われたわけではない。”パーティー”というフィジカル(だと思われていた)な試みと、自然と形成されたコミニュティを主戦場としてきたCYKがオンライン上で開催されることも、変化のひとつだ。パーティーという概念そのものは消失しない。どこかの誰かと画面を通じて共有する時間や、リビングや寝室に侵入してくる感情の昂りのことを、パーティーだと呼べるのかもしれない。

今回CYKが迎えるゲストはLicaxxx。彼女とは昨年末のMall Grab来日を共に彩り、先日の『somewhere under the rainbow!』でも、パーティーのクライマックスを飾った仲だ。また、今回の生配信はこれまで幾度となくパーティーを作り上げてきたCIRCUS Tokyoから行われる。
たとえ画面の向こうだったとしても、期待を秘めて高揚するフロアや気心の知れた友人たちと共にCYKのパーティーは続いていく。来たる時間を楽しみに待つことも、僕たちにとってはなくてはならない要素だったはずだ。パーティーがデリバリーされてくる5月23日の数時間を、お見逃しなく。

【イベント情報】

CYK with Licaxxx -Party Delivery Service-

START:19:00
Ticket:¥1,000 / Zaiko
https://cyktokyo.zaiko.io/

Line Up:Licaxxx、CYK(Nari,Kotsu,Naoki Takebayashi,DJ No Guarantee)

【CYK プロフィール】

Nari、Kotsu、Naoki Takebayashi、DJ No Guaranteeによる東京拠点のハウスミュージック・コレクティブ。広義のハウスミュージックを軸に、Mall GrabやHAAi、Baba Stiltz、Nachtbraker、Seb Wildblood、Beesmunt Soundsystem、Avalon Emerson、Jun Kamoda、Skin On Skinなど国内外からカッティングエッジな表現を行うアーティストを招聘しパーティーを行う。対外的にはソウル、香港、タイでの海外ギグや、日本を代表するフェスティバル・ruralへの出演も注目された。2019年にはパーティーシリーズ『CYK & Friends』やSoudcloudで展開するPodcast『CYK TOKYO RADIO』などの企画をスタート、国内外の”Friends”をフックアップする東京のストリートハウスコミュニティの核として定着しつつある。2020年には『Rainbow Disco Club』が仕掛けた配信パーティー『SOMEWHEREUNDER THE RAINBOW!』のクロージングアクトを務めたことも記憶に新しい。

Instagram:https://www.instagram.com/cyk.tokyo/
RA:https://jp.residentadvisor.net/promoter.aspx?id=77362
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Souncloud:https://soundcloud.com/cyktokyo