POSTED ON 2017年9月14日 1 MINUTE READ BY SIXTYMAGAZINE TEAM
今回は、モデル&調理師、文目ゆかりさんへ聞いた21の質問をご紹介。自分のルックスがコンプレックスだったという彼女。今では、他にない透明感溢れる個性的な容姿を活かして独創的な世界を繰り広げる。
Q1:お名前を教えて下さい。
文目ゆかり。ゆかりの由来は親がゆっちゃんと呼びたかったかららしいです。よく分かりませんがとても気に入ってます。
Q2:何歳ですか?
29歳(S62生まれ)
Q3:普段は何をしていますか?
モデル以外は調理のアルバイトをしています!免許も持っています。元々フルタイムで働いていて、施設調理、和食、タイ料理、イタリアン・フレンチを経験しました。
Q4:モデルとしてご活躍するきっかけは何でしたか?
21歳の時に美容師の原博人さんにハントされて、カットコンテストに出たら立て続けに優勝しました。個人的に辛い時期でもあったので、本当にシンデレラみたいな経験をさせて頂きました。その後も年に数回コンテストに出続けて、28歳くらいからインスタを始めたおかげでご依頼を多く頂くようになりました。
Q5:初めてのお仕事のことを覚えていますか?その時のことを少しお聞かせください。
そういえば初めてヘアモデルをしたのは高校生の時でした。元々写真がすごく苦手で1人で勝手に凹んで、もう2度とやらないと思ってました。
Q6:元々は調理師をされていましたが、モデルとしてもご活躍するようになり何か自分の中で変化や新たな発見はありましたか?
20歳くらいまで鏡を見るたび落ち込むくらいコンプレックスだらけでしたが、気にしてもどうにもならないと気付いて、開き直りつつあります。今は自分の顔が大好きです。あと大きな変化といえば29歳で自撮りデビューしました。笑
Q7:どういったジャンルでご活躍されていますか?
非現実的でクリエイティブ寄りの作品作りが得意です。
Q8:今までに印象に残ったお仕事はありますか?
美容師の内田聡一郎さんのモデルをどうしてもやらせて頂きたくて、お仕事頂けた時は興奮して眠れなかったです。
Q9:普段から気をつけていることはありますか?
①好きに食べてちゃんと寝る。ここぞという時は無理して、そのあとちゃんと休む。
②自分のイメージを固定しないこと。
③自己肯定感を無くさないこと、人と比べないこと。難しいですが…
Q10:カメラの前では、どういったことを意識していますか?
立体の自分をカメラの角度から平面にイメージして、クライアントさんのイメージも考慮しつつバランスを考えます。
Q11:ヘアショーなど、実際に大勢の人の前に立つこともありますよね。やはりカメラの前とは違いますか?
全く違います!私の中ではショーは度胸、撮影は持久力。もともと気が弱いのでショーはいつも自分との闘いですが、舞台袖の雰囲気もショーに出ている瞬間も、すごく好き!
「STYLING COLLECTION 2016」にて
Q12:今まで数え切れないほどヘアモデルとしても抜擢されてきましたね。ちなみに、現在のヘアスタイルのこだわりはありますか?
今は襟足を伸ばしています!このまま伸ばすか切るか悩み中です。
Q13:実際に自分自身が作品の一部になっていくことについてどのように感じますか?
作品を作りたい、作品になりたい、知って欲しい、残したいという気持ちって、子孫を残したい生命的な欲求と似てるのかなあと思います。10年後、50年後、100年後、誰かの中に残っていられたら。
Q14:お忙しい日々をお過ごしかと思いますが、オフの日はどういった1日を過ごしますか?
ネットで映画を観たり、買い物したり、最近はカービング(フルーツや石鹸の彫刻)の練習をしてます。
Q15:ゆかりさんにとっての「モデル」とは何でしょうか?
自分ではない何かになれるところと、何にでもなれるところ!
Q16:ゆかりさんのファッションスタイルを教えてください。
一貫性がありません。カッコイイ服を着たい時とかわいい服を着たい時があるので、雰囲気はよく変わります。
Q17:ヴィンテージがお好きだとお聞きしたのですが、オススメのお店などはありますか
よく聞かれますが、【サンタモニカ】と【グレープフルーツムーン】のヘビーユーザーです。ネットショップも利用します。最近行ったところだと吉祥寺の【エンダロイスト】というお店がすごく素敵でした!
Q18:お持ち物でオススメのアイテムはありますか?
ブラをやめてシリコンニップレスで過ごしていますが、めちゃくちゃ快適なので小胸さんはぜひ。
Q19:影響を受ける人物はいますか?
たくさんいますが、旦那は特に私とは対照的な性格で、強靭なメンタルの持ち主なので、いてくれるだけで気付かされることが色々あります。笑
Q20:今後、挑戦していきたいことは何ですか?
モデルは若い人中心の職業だと思いますが、よく実年齢で驚かれるのもあり、逆にアラサーから何ができるのか挑戦していきたい。培ってきた料理やカービングの技術も武器にできたらと模索中です。
Q21:最後に、ゆかりさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。
インタビューありがとうございました!文字での発信はどちらかというと苦手で避けていたのですが、写真とのギャップを感じていただけたら。
自分の顔を鏡も見るのも嫌だったという彼女が今では、自分自身を全面に押し出してカメラの前、数え切れないほどの人から注目を浴びるステージに今日も立っている。過去には一週間のうちにガラリと違うキャラクターへ変身を遂げるほど、モデルとして様々な舞台をこなしていく。Instagramでは、自身のヘア・メイク動画をアップしていたり、得意とするカービング動画をアップしていたりもしてクリエイティブな人物。今後も、どんな生き生きした彼女の新たな一面が見られるのだろうか。
ゆかりさんのInstagram @yukari1120