【21Questions】アクセサリーデザイナー、 Minami Saito が語る独自の世界観

今回は、アクセサリーデザイナー、minami saitoさんへ聞いた21の質問をご紹介。Instagramで自分用に作ったアクセサリーを投稿したことがきっかけで、繊細で動きのあるそのデザイン性に注目が集まる。現在は、大学に通いながら全てのアクセサリー製作を一人でこなしている。

Q1:お名前を教えて下さい。

minami saito

Q2:何歳ですか?

22

Q3:普段は何をしていますか?

accessory designer 、 学生

Q4:アクセサリーデザイナーとしてご活躍するきっかけについて教えてください。

趣味で作ったaccessoryをinstagramに載せたこと

Q5:minamiさんのアクセサリーブランド「m i n a m i」について教えてください。

私のブランドのコンセプトは、「Contemporary design and continue to pursue sophisticated accessories that everyone can easily pick up. Hoping that my accessories will be part of your fashion coordination.」コンテンポラリー且つ誰もが手に取りやすく、デザイン性を備えたアクセサリーを追求し続けている。あなたの洗練されたファッションコーディネートの一部として在りますように。と言う意味が込められています。ブランド化に伴い、ロゴやグラフィック周りをデザインしてくれたのは「Riku Hoshika」です。彼のセンスは本当に凄いと思います。

 

 

Q6:日々、どんなことから影響を受けて作品作りをしていますか?

日常的な物の輪郭。特に私は曲線が好きです。

Q7:どういった時にアクセサリー作りをしていますか?作業中は、特別な環境づくりもされているのですか?

基本作業は家に帰って来てからなので、夜中が多いです。作業中は好きな音楽や映画を観ながら進めています。大学を卒業したら、一人暮らしをするのと余裕があればアトリエを持ちたいです。自分の好きな空間、落ち着ける空間で早く作業が出来るようにしたいですね。

Q8:一点一点アクセサリー製作は全てご自身でされているとのことですが、そのことについてお聞かせください。

現在は1人で製作しています。なので生産数が少ないですが、これから先もっと多くの人へ届けることができたらと思ってます。

Q9:デザインへのこだわりを教えてください。

第一に形状。思わず額縁に入れて飾りたくなる様なデザインを作り続けたいですね。ファションの一部としてだけではなくて、インテリアとして飾れるaccessoryって素敵じゃないですか?そして一番肝心なのはやはり、付けた時です。身体の動きや光によって、その時その時で見える形状が変化するaccessoryを考えています。

 

Q10:大学では舞踊学を専攻されていますね。やはりアーティストとして表現するということに関して、共通点はありますでしょうか?

創ると言うことに関しては、踊りもデザインも過程は一緒だなと感じます。

Q11:オンラインショップもされていますが、ポップアップストアやフリーマーケットでは実際に自分が作った作品が人の手に取ってもらえますよね。その時のご感想をお聞かせください。

お客様が実際に私のアクセサリーを手にとって鏡の前で、耳元へ当てた時の表情がとても興味深いなと思います。笑顔だったり、目を大きく見開いて驚いている様子だったり、眉毛を中心に寄せてみたり、顔の角度を変えてみたり。きっとそれぞれ感じていることは違うんだなって思います。

 

 

Q12:バッググラウンドに流れる繊細な音楽に乗せて流れる映像もとても印象的ですね。

流れている音楽は「Kishiro Ohno」、映像は「Mone Kikuchi」、グラフィックは「Riku Hoshika」に制作して頂きました。ブランド設立にに携わって下さったセンス抜群のアーティストの方々です。

Q13:今後のショップ展開はどのように考えておりますか?

これから先もっと多くの場へと展開できたらと思ってます。

Q14:minamiさんのファッションスタイルについて教えてください。

私はいつもトレンドというよりは、自分が好きなものを着ています。

Q15:どういった場所でファッションアイテムを揃えていますか?

古着屋さんで一点物を探すのが好きです。お気に入りの素材や色、シルエットのものを見つけると嬉しくなります。あとは先日ロンドンで買い物した時に、【COS】にはまりました。AWのものをいくつか購入したので早く日本も寒くなってほしいですね笑。日本には青山、銀座、横浜に展開しているらしいので行ってみたいです。

Q16:ロンドンでの日々はいかがでしたか?

私は映画【ハリーポッター】が大好きなので、ずっと夢の世界にいるように感じました。ご飯は味があまりしないので、朝と夕食はたまに自炊していました。節約です笑。

Q17:お気に入りの場所はありますか?

British Museum】のエントランスには本当に感動しました。あの空間はとても好きでした。

 

場所の名前を忘れてしまいましたが、たまたま入った空間です。

あとは【Tate Modern】のこの空間が広くて息がしやすかったです。またゆっくり来たい場所。

Q18:日本との違いというのも感じましたか?

日本に感じられる繊細さとは真逆な国だと感じました。雑で適当だけど人々がとても暖かくて優しい。これくらい大雑把の方が私は過ごしやすいなと思いました笑。そして街並みや空気感がとても好きでした。

Q19:今後は、海外への進出も考えておりますか?

色々な国へ行き様々な感性に触れたいです。アクセサリーの海外進出は憧れですね。まずは英語を勉強します。

 

 

Q20:minamiさんにとっての「ものづくり」の魅力とは何でしょうか?

自分の感覚、曖昧さ、世界観をそのまま形として表現できること。

 

Q21:最後に、minamiさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。

イギリス人は信号無視の天才でした。

 

創造することとは、どんな難しいことだろうか。そんなminamiさんは、日々肌で感じること、言葉では表すことのできないことを独自のセンスで形にする。彼女が作り出すアクセサリーは、視覚的にも感覚的にも楽しめるアイテムが揃っている。今後の本格的な活躍もとても待ち遠しい。

 

 

minamiさんのInstagram @iii.iiiiiii.iii

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