【連載:アジアンストリート】バンコクのスニーカーヘッズが形にした ストリートの楽園”Carnival(カーニバル)”

アジア各国のファッションデザイナーに、ローカルな人気スポットやその国のストリートファッション、HIP HOPの実情を探る新企画。感度の高いデザイナー達が集うローカルのカルチャーシーンから、アップカミングなアイコン達を探ってみよう。
第6回目はタイ・バンコク発のストリートブランドCarnival(カーニバル)から、創立者のPintが登場。生粋のスニーカーヘッズが形にした、ストリートファッションのメッカとは?

-こんにちは。今回はバンコクのストリートウェアレジェンドCarnival(カーニバル)創立者Pintにお越し頂きました。インタビューの時間を割いてくださってありがとうございます!

ありがとうございます!

-ちょっと驚いたのですが、かなりの頻度で日本に訪れていますよね!

そうなんですよ、日本のブランドとのコラボレーションも多いのでよく行きますね!

-本企画「アジアンストリート」は、アジアの有名デザイナーやディレクターに、その人からみたローカルな人気スポットやその国のストリートウェアマーケット、HIP HOPの実情を探る新企画になっています。今回Pintを(Carnivalの創立者)ゲストに迎えることができて嬉しく思います。それでは、早速ブランドの背景や概要について紹介いただけますか?

Carnival(カーニバル)は10年前に立ち上げました。パートナーと2人で、限定のコンバースアイテムを購入できる店舗としてブランドが始まりました。当時は世界の限定コンバースを基本的に扱っていましたね。Carnival(カーニバル)という名前の由来は、カーニバルという言葉がエキサイティングで、そこに何かがあるのではないか?と思わせてくれるから。Carnivalという言葉と同じ感覚を、自分のストアでも感じて欲しいと思ってこの名前にしました。今はコンバースだけじゃなく、他の商品も多数展開するようになりましたね。Carnivalというプライベートブランドは8年前に立ち上げました。

-Pintのファッションキャリアは如何でしょうか?

私はファッション業界での仕事の経験は無かったのですが、ストリートの歴史やスニーカーの歴史が好きで学んでいました。そこでバイヤーとしての目利きがついたと思います。今はどうやってブランドのコレクションを展開しているのか、何がインスピレーションとなっているのか、というのを見ています。

-それで海外にも赴かれて、海外の限定スニーカーなどを見たりしているのですね。

そうですね。海外のショーケースは必ずと言っていいほど行っています。

Pint

-バンコクは今、世界でも注目のストリート市場だと思いますが、Pintにとってストリートはどのような存在ですか?バンコクのDOPEな場所があれば教えてください。

Siam Square(サイアム・スクエア)が1番ですね!ここがストリートのシグネチャーになっていると思います。1990年代から、Siam Square(サイアム・スクエア)がストリートでスニーカーをチェックする場所の定番になっています。

-Siam Square(サイアム・スクエア)は日本の原宿のような場所なのですね!

そうですね!

– Siam Square(サイアム・スクエア)以外に行くべき所などありますか?

HIP HOPにインスパイアされた場所はSiam Square(サイアム・スクエア)以外にもありますね。Siam Square(サイアム・スクエア)付近のクラブやカフェがおすすめですよ!

-Pintは、platform 66というイベントもオーガナイズされてますよね!イベントについて、教えてください。

Platform 66はフェスティバルの1つで、Complex ConやInnersect、マレーシアのSneakerlatの様なストリートカルチャーの祭典が日本には全然無いなと思っていたんです。せっかくスニーカーやストリートヘッズも多いのにイベントが無かったので、そろそろ仕掛け時かなと思ってスタートしました。

-(イベントの)写真を見ていますが、世界にも類をみない大きさになっていると思いますよ!

ありがとうございます!最初の回はすごく難しかったですね…。まずは大きいブランドと関係を構築する必要があったので…。

– ChampionやConverse、FILAやNIKEも入ってますよね

そうです!有り難いことに、大きいブランドは30〜40くらい参加してくれました。

-バンコクのストリート市場は今後どうなると思いますか?

私が今働く意味でもあるのですが、タイのブランドが強く世界に出ていけること、タイに海外の有名なアイテムが取り寄せられることが今後大切になると思います。以前はブランドに依頼してもなかなか限定品を多く取り寄せることができなかったりしたんです。今はバンコクに世界の注目度が高まっているので、ユニークなコレクションアイテムも並んで益々面白くなっているなと思います。

-この5年間のバンコクの市場はすごく強くなりましたよね

そうですね。この5年でマーケットの大きさを証明することが出来たと思います。

HIP HOPミュージックの盛り上がりも要因になっているのでしょうか?

HIP HOPミュージックだけが大きい要因というよりも、スニーカーや他のカルチャーシーンなどが合わさって底上げされている印象ですね。アートなどもバンコクは今結構強いです!

-Pintがよく聴く音楽やジャンルはありますか?

90年代のHIP HOPは自分がずっと聴き続けているジャンルですね。もちろんタイミュージックも聴きますよ。

-タイのファッション市場が今後どう成長するかなど、予測はありますか?

今までは海外のブランドがタイの市場に入るサポートをCarnivalが担っていましたが、今後はタイのブランドがより世界で売れるようになって欲しいですね。Carnivalとしても東南アジアでのPOP UPを検討していて、シンガポールやマレーシアで開催したいと思っています。日本でもプロジェクトを仕掛けたいと思っています。

-これが最後の質問になります。CarnivalがこれだけバンコクでHYPEな場所になった理由はありますか?

コラボなどの展開や顧客体験を頻度高く、止まらずやり続けたことですかね。NEVER SETTLE というスタンスで仕掛けを展開し続けました。それが要因だと思います!

【Carnival(カーニバル)】

カーニバルは、”スニーカーを着用する”という終わりのない情熱に基づいて設立されました。1990年代から2000年代にかけてヒップホップ音楽とスケートボードが世界を駆け巡ったときのサブカルチャーに触発された当社の製品は、製品に新しいパターンを開発することにより、これらのユニークなスタイルとよりファッショナブルな要素を組み合わせています。カーニバルの服はすべて、スニーカーを自分の服に合わせるのを楽しむ人のために特別に設計されています。だから、毎日私たちがファッションシーンを作るのに飽きることはありません。

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