POSTED ON 2018年3月28日 1 MINUTE READ BY SIXTYMAGAZINE TEAM
今回は、フォトグラファー、Sophie Mayanneさんへ聞いた21の質問を紹介。ファッション・フォトグラファー、ポートレート・フォトグラファーとして活躍している。そんな彼女のポートレートプロジェクト「BEHIND THE SCARS(傷跡を残して)」は、過去に傷を覆った人物たちをモデルとして写真に収めている。イギリスのニュース番組BBCでも取り上げらた程だ。そんな彼女のフォトグラファーとしての使命とはどんなものなのだろうか。
Q1:お名前を教えてください。
Sophie Mayanne(ソフィー・マリアン)です。
Q2:何歳ですか?
24歳です。
Q3:出身はどこですか?
UKのコッツウォルズ出身です。
Q4:普段は何をしていますか?
写真を撮っています。
Q5:Sophieさんがの幼少期はどんな子でしたか?
好奇心旺盛でクリエイティブでした。
Model:Elija
Q6:フォトグラファーとしてご活躍されるきっかけは何でしたか?
私が専門学校と大学に通っている間に、セルフポートレート・シリーズとして始めたのがきっかけでした。そこから写真の世界へ更にのめり込んでいきました。
Q7:そこからSophieさんのキャリアがスタートしたのですね。
はい。セルフポートレートだったので、自分で最高と思える作品ばかりではなかったですが、そこから成長することができましたね。
Q8:現在は、どういった写真を撮っていますか?
大抵は、人々のポートレート写真を撮ります。
モデル:Maya
Q9 :使用しているカメラは何ですか?
Canon 5DMkiiを使用しています。
Q10:写真を通して、どういったメッセージを伝えていますか?
道で出会った人々に声をかけて撮影し、ポートレートと共にテキストを添えてメッセージ性をつけています。
モデル:Leo
Q11:日々どういったことから影響を受けますか?
家族からです!
Q12:ポートレイトプロジェクトである【BEHIND THE SCARS】について教えてください。
全ての形や大きさの傷跡、その背後にある物語を祝福するプロジェクトです。
Q13:どのようにモデル達にコンタクトを取りましたか?
このポートレート・シリーズでは、自主的なことを大切にしています。撮影させてもらったモデル達には、まず私のプロジェクトを見てもらいそこから参加するか決めてもらいました。
Q14:傷跡をテーマにしようと思ったのは、なぜですか?
そこまで「傷跡」というテーマにこだわっていた訳ではないんです。フォトグラファーとして、人々に声を届けるのが私の仕事だと思ったからですね。
Q15 :Sophieさんのウェブサイトにも記載してある通り、2016年10月12日から、モデルの身体や肌を一切Photoshopで修正しないことを誓うとありますね。
4年以上前に私が撮影したモデルは、彼女の拒食症という問題を抱えている姿を写真に収めたものでした。その撮影では、彼女の写真を調整し修正するばかりでした。もう二度とこんなことをしたくありません。
モデル:Barbara
Q16 :Sophieさんにとっての美学とはどんなことですか?
誰もが違った美学を持っているということです。
Q17:尊敬しているフォトグラファーはいますか?
素晴らしい作品がたくさんある中で、私がどのフォトグラファーを尊敬しているなんて言えません。
Q18:お忙しい日々をお過ごしですが、オフの日はどうしていますか?
食べて寝る、それだけですね。
モデル:Chloe
Q19:Sophieさんにとって、写真とは?
写真は、生きている、呼吸している、そして私の側にいることです。
Q21:今後の目標はありますか?
【BEHIND THE SCARS】のシリーズを完成させて、本として出版することです。
Q21:最後に、Sophieさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。
まだ2018年はどういった年になるか分かりませんが、自分の写真の世界を広げて行くことを楽しみにしています。
トップ画像モデル:Isabella
ポートレートの一つ一つには、小さな文章が添えられている。写真にあるように、幼い頃に火事で大火傷や自傷癖で傷を負っていたり、生まれつき表皮水疱症に悩まされている女性や性同一性障害を克服するために身体にメスを入れた人たちなど様々だ。
そんな「隠したい」とされていることをカメラを通して美へと変えたのが、Sophieだった。心の傷を抱えていた彼らが強くたくましく映るポートレートの数々は、何とも美しい。
SophieさんのInstagram @sophiemayanne
ウェブサイトは、こちらから。