まだまだ自由の少ない今、海外への旅行が許されない今、日本はじめアジアの1週間をざっくばらんに探りピックアップしていく。週末のフリータイムは、下記とともに新しいアジアを探ってみては?

3/22〜3/31

ENHYPEN(エンハイフン)のオールナイトニッポンXがスタート

BTSの弟分ENHYPEN(エンハイフン)によるラジオが遂にスタートした。3月29日(月)24:00よりスタートした初回は、唯一の日本人メンバーでありグループのマンネ・ニキがメインでトークを繰り広げた。

初回はニキの一問一答からスタート(下記一部抜粋)。メンバーと合流し自己紹介、オールナイトニッポンスタッフからの大喜利プレゼント“お近づきの印”を開封。雑多なフリートークがYouTubeのそれのようで微笑ましい。その後ジョンウォン、ヒスン、ジェイが居残りし、ラブレターを読み上げる、特にエンジンにはホットなハッピーセットが楽曲と共に続く。

K-POPアイドルのラジオは、東方神起の「Bigeastation」(2007年4月1日から2009年12月まで放送)で記憶が止まっているが…。トークメンバーがフォーメーションのように移り変わるENHYPENのオールナイトニッポンXの今後に期待したい。ニキ以外のスピーカー(ジェイが候補だろう)の発掘、視聴者参加型の企画設置、などなど…、メンバーカラーの浸透後の爆発力が非常に楽しみである。来週のニキ×ジェイ、“無人島メンバー”の活躍を祈る。

Q:最近ハマっている事は?

ニキ:ヒスンさんとゲームをする事です。サッカーのゲームです。

Q:好きな食べ物は?

ニキ:たい焼きが好きです。日本の祭りに行くたびにたい焼きを買っていました。
(つぶあん派らしい)

Q:癒されるのはどんな時?

ニキ:犬の動画を見る時。日本の家で買っている犬とか、YouTUbeとかで見ます。
ディスコって名前です。お母さんがつけました。

Q:日本に帰ってきたら行ってみたい場所は?

ニキ:やぱり実家に帰りたいですし、温泉に行きたいです。

Q:苦手なものは何ですか?

ニキ:虫…。ゴキブリとか、幼虫系が苦手です。

Q:今年個人的に叶えたい目標は?

ニキ:エンジン(エンハイフンのファンの名称)の皆さんと沢山会話できる機会ができたらなと思います。

Q:言われたら嬉しい言葉は?

ニキ:かっこいいね〜とか?

Q:無人島に1つだけ持って行くとしたら?

ニキ:ジェイさん。ジェイさんは頼り甲斐もありますし、雰囲気を盛り上げてくれる面白い才能を持っているので、一緒にいたら楽しいかなって思います。

–ENHYPEN(エンハイフン)のオールナイトニッポンXより一部抜粋–

アジアから世界へ影響を与えるキーパーソン60組「SIXTY60 “2021”」が発表

SIXTYPERCENTがファッション・アート・音楽などあらゆるカルチャーシーンでアジアから世界へ影響を与えるクリエイターやアーティストたち60組を選出する企画「SIXTY60」が2021年3月30日に発表された。

第2回目となるSIXTY60 “2021”では、アジア・世界の最前線で活躍する88rising Japan、i-D CHINA、LINE RECORDS から3名を招き、アジアから世界へ影響を与えるキーパーソンを推薦。

Chance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)のフィリピン公演のオープニングアクトを務めた「Jess Connelly」や性差を超越した美しさで話題の「女王蜂」、88risingとタッグを組み世界デビューを果たした「新しい学校のリーダーズ」などアジアを背景に持つクリエイター・アーティストらが選出。勿論、韓国人アーティスト初のグラミーノミネートを果たしたBTSも並んでいる。

アジアヘイトが続く昨今だが、今一度カルチャーやアートの功績からアジアの魅力を見つめて行くべきである。世界各国のカルチャーを享受出来る今だからこそ、自分の身の回りのアジアを敬いたい。

推薦者へのインタビューも公開しているので、日本・アジア・世界、多角的に見たアジアカルチャーの今を読み解いて欲しい。

特設ページ/インタビューはこちら:https://mag.sixty-percent.com/sixty60_2021

 

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3/15〜3/21 のアーカイブはこちら

第63回グラミー賞授賞式

今週のホットトピックスと言えば、ほとんどの人がグラミー賞を上げるはず。
韓国人歌手初のグラミーノミネートを果たしたBTSはじめ、長崎県出身のパーカッショニスト・小川慶太さんが参加するバンドのアルバムが「最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞」を授賞したこともアジアに新風を与えた。

BTSは惜しくも「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門」をレディー・ガガとアリアナ・グランデの「Rain On Me」に譲る形となったが、ソウルから配信された圧巻のパフォーマンスは、グラミー賞に相応しい華を堂々と添えたであろう。

「最優秀アルバム賞」を授賞したテイラー・スウィフトの『Folk』。これを機にテイラーの軌道を描いたドキュメンタリー『ミス・アメリカーナ』を観よう。カントリー調の演出が尚響くはず。


野田 洋次郎のインスタライブを振り返ってみよう。

Instagramのライブ配信に、4人同時参加の機能が追加されたらしい。clubhouseが一世を風靡し、人々の些細な日常がより身近になったように思う。YouTubeを開けばおすすめに上がるインスタライブ のアーカイブ達。ふと目に触れた2020/6/7の野田洋次郎の配信に目を通してみる。

RADWIMPS×UNDERCOVERコラボTシャツを披露する野田 洋次郎

リリーさんと今度インスタライブ やりたいな。インスタの開設など明日教えてみます。

–変態同士のインスタライブですね

そうですね、否定しません。

–そんなに曲が頭から出てくるんですか?

そうですね。やっぱり思うことも沢山あるし、人とのコラボレーションだったり、この作品で曲を歌ってくれませんか、というオファーもいただくので。その曲を聴くとよりインスピレーションが湧いて来ます。自分がその登場人物だったらどう思うだろうとか。だから、毎日のように曲はできるよ。

–今日は何飲んでるの?

今日はハイボール飲んでます。ウイスキーソーダです。未成年じゃなかったらご一緒に。

–卒業式で「正解」を歌いました。

ありがとう。「正解」がいろんなことで広まってるの、嬉しいです。

最後に、「また来週からも、幸せな一週間にしましょう」でしまる。「良いお年を」みたいな毎週金曜日の決まり文句が、2020年のインスタライブ に落ちていたとは…。

ハイボールを作りに行く過程、「告白」を歌うべくピアノ前に移動するカメラワークの雑さ、まるで喫茶店の隣を盗み聞くかのような、奇を衒わない言動が心地いい。


死にたいけどトッポッキは食べたい / ペク・セヒ 

なんとなく気持ちが沈み、自己嫌悪に陥る。ぼんやりと、もう死んでしまいたいと思いつつ、一方でお腹がすいてトッポッキが食べたいなと思う……。気分障害と不安障害を抱える女性が、精神科医とのカウンセリングを通して、自分自身を見つめ直した12週間のエッセイ。

韓国らしいミニマルな装丁に目を惹かれる1冊は、闇雲に背中を押さない節々に訪れる共感の置き所が魅力だ。頑張っても頑張らなくても良いと思える等身大は、戸惑いの多い今こそ頭の引き出しに入れて置きたい。

因みに、韓国の書店ブームはインテリアや内装にこだわる若者の趣味趣向から来ているのだろうか。装丁にまでらしさの出るアナログは、空間にあるだけで頬が緩むはず。週末は本屋に足を運びたい。

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