【#ヤングミーツアジア】金谷鞠杏のピュアに潜む野心「洋服を着て表現するって、楽しい」

48もの国と45億もの人々が行き交う“アジア”。雑多な都市部やアンダーグラウンドな路地裏、未体験のカルチャーが数多あるアジアンストリートと、模索・挑戦を繰り返すU25の初期衝動が出会う(ミーツする)連載企画。U25の若き才能達が新たなカルチャーに出会う瞬を捉える。

第3回目はダンス・ボーカルユニットGENICから金谷鞠杏が登場。天真爛漫のピュアに覗く芯をアジアの出会いと共に解いていく。

 

東京と秋田。そのギャップや初めての印象

まず、全てに慣れるのが大変でした。誰も知らない場所に来たので、どうやってコミュニケーションを取っていくか、自分の夢を叶えるこの場所でどう進んでいこうかを考えるタイミングでもありました。シンプルに人が多いとか、建物が大きいとか、時間が休まる場所が無いのも秋田とのギャップに感じましたね。

時間が休まる場所は見つけた?

見つけました!スターバックス(笑)!スターバックスって本当に身近にあって、いつも穏やかな時を過ごせるので…。後は事務所のアーティストルームですかね。メンバーのみんなと寛げる場所です。

[su_image_carousel source=”media: 45808,45805″ limit=”2″ slides_style=”photo” crop=”2:3″ align=”center” speed=”fast”]

理想の20歳像はありましたか?

15歳くらいの時は、大人になったらこの性格が落ち着くのかなって思ってたんですけど、そんなことはなくて(笑)。どんどん子供な面が増えてきた気がします。
でも、20歳だから大人ってわけでは無いけど、数字的な面では責任も伴いますし、まずは人として当たり前のことをできる人になりたいです。後は待ってるだけでなく自分の興味や夢を積極的に掴んでいきたいです。

ここから5年後の理想像は?

グループを前提として、個人で名前が世の中に知れ渡っていたい。ファッションが好きなので、自分の個性を活かした唯一無二のモデルになりたいです。人としての部分は、お仕事を頂けることのありがたさを忘れずに初心を忘れずにいたいです。

 

金谷さんご自身の個性について、具体的に気になっていることは?

ファッションでいうと受注生産やエコなものをみんなが楽しめるようにしたいなって思います。ボランティアなどにも参加して、ファッションを多方面から学んで行きたいですね。

 

「ヤングミーツアジア」にちなんで、金谷さんのアジアとの出会いについて教えてください。

小学6年生の時に行った韓国です。お母さんの社員旅行について行きました(笑)。今は、グループでも個人でもアジアに進出したい想いがあるので、当時も色々なものをもっと見ればよかったなと後悔しています。

当時の印象から変化はありましたか?

昔はあまり日韓の仲は良くないのかなと思っていたのですが、今はお互いの文化が行き来することが主流なのかなと思うので、いい文化を共有できるポジティブなイメージに変わりました!

今回韓国ブランド・LAMODECHIEF(ラモードチーフ)の洋服を着ていただいたのですが、如何でしたか?

すごく嬉しかったです!以前から韓国のファッションをチェックしていたので、実際に着れて嬉しかったし、やっぱりモデルの仕事が好きだなって改めて思いました。洋服を着て表現するって、楽しいですね!

 

Photographer:Nobuoka Asami
Stylist:moena
Hair&Make:Kanehara Moeka
Interview&Text:Yoshimura Ayaka

【着用アイテム】

Tops①

リフレクトスウェット/paragraphReflectmtm5Color

Tops②

PLAID TRACK JACKET | X-girl×Reebok ¥17,600

Bottoms

PLAID PANTS | X-girl×Reebok ¥12,100

その他/スタイリスト私物

【リリース情報】

配信シングル『春うらら』

2021年4月5日(月)より配信中
テレビアニメ『フルーツバスケット The Final』(テレビ東京系)エンディングテーマ

【GENIC】

avexのDNAを継承する新ダンス&ボーカルグループ育成プロジェクト=a-genic PROJECT(エイジェニック・プロジェクト)から選ばれた男女7人。
2019年に結成。2020年5月に1st Album『GENEX』でメジャーデビュー。

金谷鞠杏

秋田県出身、19歳。
2020年に復刊した雑誌「BLENDA Japan」のメインモデル。
同年9月には世界3大ミスコンの中で最も長い歴史を誇る「ミス・ワールド2020」に挑戦し、
応募総数8788人の中から見事日本代表として選出されたりと、各方面で活躍の場を広げている。