【#ヤングミーツアジア】北條 慶はヒップにフィールする「HIP HOPって、生き方に近い」

48もの国と45億もの人々が行き交う“アジア”。雑多な都市部やアンダーグラウンドな路地裏、未体験のカルチャーが数多あるアジアンストリートと、模索・挑戦を繰り返すU25の初期衝動が出会う(ミーツする)連載企画。U25の若き才能達が新たなカルチャーに出会う瞬を捉える。

第4回目は俳優の北條 慶が登場。

 

–ヤングミーツアジアにちなんで、北條さんのアジアとの最初の出会いは?

アジアの文化自体を実感したのは、大学2年の夏ですかね。知り合いにお坊さんがいて、その方のお寺へ遊びに行ったことがきっかけです。

–そこからアジアに対する印象は変わった?

最近思うのは、アジアって大きいけど、細分化してみると多様であるということ。色々な文化を取り入れる国もあれば、確立してる国もある。中国は中国の文化として確立されてるけど、日本はどうなのかとか。それぞれの国がどの様に文化を融合しているか、今は気になっています。

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–5年前、理想の23歳像は抱いていた?

サラリーマンになっていると思っていました。漠然と就職をして働いているだろうなと。

–ここから5年後の理想像は?

これも漠然としていますが、多分海外にいると思います。アフリカに行ってみたいですね。アフリカはダンスの起源でもあるし、人類が生まれた場所とも言われているから、そこに行けば何か気づきがありそう。自分の中で何かが変わる気がする、そういう興味がありますね。

 

–役者に影響を与える北條さんの趣味趣向はある?

ダンスです。自分がやっているブレイクダンスは、元々HIP HOPの文化の一部。ものもある。「Just Do It.」「Get Busy」などもワードも、自分の生き方に通じるのかなと。やるかやらないかは自分次第なので。

ブレイクダンスやHIP HOPは、今の自分を作ったものでもあります。それが無かったら役者になっていないと思います。ダンスやHIP HOPで繋がった仲間がいるから、その人たちのために頑張ろうって、力になる。僕の全ての源ですね。

–そもそも、役者を志したきっかけは?

純粋に芝居がしたかった。大学はSFCに通っていたのですが、キャンパスの色的に自ら行動する人が多くて。そういう環境にいる中で、自分も興味に対して行動しなきゃと思えました。役者になって、自分の中の新しい存在やもう一つの軸を生み出したいと、ずっと思っていましたね。

 

–憧れの役者像はある?

今の所は無いと思います。自分は自分ですね。

 

Photographer:Nobuoka Asami
Interview&Text:Yoshimura Ayaka

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