タイのポップスターSTAMP×Awesome City Clubにインタビュー。「タイ語でも日本語でも他の言語でも同じメッセージを伝えられる」1 min read

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先日、タイのポップスターSTAMPと若者を中止にITな感性を発信するAwesome City Clubがコラボ楽曲を発表した。「人生にはいい時期も悪い時期もあるけれど、前を向いて皆で一緒に歩いて行こう!」というメッセージが込められており、暗いニュースが多く沈んだ気持ちになってしまいがちな昨今、背中を押して寄り添ってくれる一曲になっている。
今回、60MAGAZINEでは、Awesome City ClubとSTAMPにインタビューを実施。事前にご回答いただいたAwesome City Clubの回答を元に展開したSTAMPの楽曲への想いを読み解いて欲しい。

—-Awesome City Club へテキストインタビュー—-

–STAMPさんの第一印象は?

atagi:むっちゃ笑顔。優しい! モリシー:気さくな人でした!
PORIN:国民的スターなのに気さくに接してくれて感激しました!

–コラボを通してタイの音楽シーンへの印象も変わった?

atagi:まだわからない部分も多いですけど、STAMPさんとお話しした時に、「タイにはこんな音楽シーンがあるんだよ」と教えてくださって、前よりも少しタイの音楽シーンへの理解は深まったのかなと思います。
PORIN:割と日本に近い部分もたくさんあって、それは発見でしたね。

–国境を超えてのコラボとなったが、制作で最も苦労した点は何か

atagi:タイ語(笑)
PORIN:タイ語ですね(笑)すごいプレッシャーだったんですけど、STAMPさんのディレクションも丁寧で、通訳さんもいてくださったので、思っていたよりスムーズにレコーディングをすることができました!

–Awesome City Clubさんが思う、タイポップスの魅力。J-POPとの違いはどのような点にある?

atagi:声ですね。既聴感のある声って受け入れられやすくて、そういう声の系譜ってあるんですけど、タイの音楽シーンにもそれを感じました。STAMPさんも、そういう文脈がある上で歌っている歌、という感じがすごくしました。
PORIN:四季がない分、”大きなもの”を歌っているイメージがすごくあって。誰もが共感できて、ちゃんと前向きになれるイメージがすごくあります。明るいですね。
モリシー:明るいイメージはすごくあります。日本はちょっと切ない曲が多いけど。
atagi:俺は結構泣き系の曲が多いイメージ。自分の聴いたタイの曲の中では、切ない部分も含めて、暖かい明るさを感じるものが多かったです。

–Awesome City Clubの楽曲でタイのリスナーにオススメしたい曲は?

PORIN:「青春の胸騒ぎ」という曲は、日本の四季を歌っていたり、日本ならではの情緒や切なさがあるし、オーサムらしいツインボーカルも出ているので、みんな好きになってもらえるのではないかなと思います。
モリシー:曲を通して雪を体験してほしい。タイは冬がないらしいので。

–コロナ禍が終息し、タイに行けるとしたら何をする?

一同:ライブしたいです!
atagi:ライブしたいし、ライブしたいのと同じくらい打ち上げしたいです!STAMPさんと打ち上げしたい。
PORIN:タイの「Big Mountain Music Festival」に出たいです。
atagi:日本でいうフジロックみたいな感じですかね?

–直接は言えなかったけど…、今だから言えるSTAMPさんにこれだけは伝えておきたいこと。

atagi:直接も言ったかもしれないけど、健康には気をつけてくださいねということですかね。
モリシー:健康面は心配ですね。
PORIN:STAMPさんを見習って、私たちも優しくて、会う人みんなを大好きにさせちゃうようなアーティストになれるように頑張ります。

 

—-STAMPへインタビュー—-

–Awesome City ClubさんからSTAMPさんの第一印象をお伺いしておりまして、「むっちゃ笑顔」、「タイの国民的スターなのにすごく気さくで優しかった」と皆さん挙げられています。アンサーとして、STAMPさんからみたAwesome City Clubさんの第一印象を教えてください!

Awesome City Clubさんの音楽を知った後に、プライベートでPORINさんと知り合った経緯があるのですが、第一印象は音楽に夢中でパッションを持っているお友達だと感じました。勿論Awesome City Clubさんのかっこよさには劣りますが(笑)、自分の若い頃を見ている感覚でしたね。

–PORINさんはじめ、Awesome City Clubの皆さんに若さならではのパッションがあったということでしょうか?

そうですね。PORINさんはじめ、皆さんが若さならではのパッションを持っていて、仕事に対しても、音楽に対してもそうですし、昔の自分もそうだったなと。今はもうおじさんですが(笑)。

 

–まだまだ、お若いですよ!メロディーや歌詞に関しても、Awesome City Clubさんのパッションやエネルギーを活かした作り方を?

そうですね。Awesome City Clubさんのイメージはちょっとクールな印象がありますが、今回の曲はPORINさんの声やAwesome City Clubさんの雰囲気に合わせて、明るいイメージで作りました。

–今回Awesome City Clubの皆さんもタイ語で歌われましたが、事前にお伺いした「制作で最も苦労した点」には皆さんタイ語を覚えるのが凄く大変だったというのをお話しされていました。

この曲を私の奥さんに聴いてもらった時に、Awesome City Clubの皆さんのタイ語が凄く上手で驚いていましたよ!私自身もびっくりしました!凄く頑張ってくれたなという気持ちで、本当にありがたいです。

–その中で、PORINさんがSTAMPさんのタイ語のディレクションが凄く丁寧でわかりやすかったというのをおっしゃっていて、ディレクションする上でのSTAMPさんなりのポイントを教えてください!

嬉しいですね、ありがとうございます!タイ語のディレクションする時、特に意識してることは無かったのですが、自分が日本語を歌う時に、どういうところで詰まっているかを考えるようにしていました。日本語の勉強をしたときに、日本語にあってタイ語に無いところを間違いがちだったんです。その逆のバージョンで考えて、Awesome City Clubさんにタイ語を歌ってもらうときにはどういう音が日本語にあってタイ語に無いかを注意してディレクションを進めていきましたね。

–なるほど。そういうことだったんですね。STAMPさんも違う国の言葉で歌うからこそディレクションの際に分かったものがあったのですね。

そうですね。

–因みに今回のコラボを通して、タイの音楽シーンへの印象は変わったかというAwesome City Clubさんへの質問に対して、「意外と日本と近い部分があった」ということをPORINさんがおっしゃっておりまして。それはSTAMPさん自身も感じられることなのでしょうか?また今回の楽曲は、タイと日本、どちらに重きを置かれたのでしょう?

そうですね。もともと日本もタイも一応アジアのくくりではあるので、似ているところがあるんです。私自身、J-POPが好きなので、日本から影響を受けている要素があると思います。
今回の曲に関しては比重は半々という感じかな。歌詞を全部タイ語にしたらタイの曲に聴こえるし、全部日本語にするとJ-POPに聴こえる、そういう柔軟性がありますね。

–なるほど。歌詞の言語が1つのキーになるというか、そこが発音の仕方だったり、聴こえ方で曲自体も変わってくると。

そうですね。それに、歌詞自体を見ても色んな捉え方が出来ますよね。特に、どんなことに対しても悪いことは去っていく、良い未来が待っているという応援メッセージは世界共通であるかなと思っていて、タイ語でも日本語でも他の言語でも同じメッセージを伝えられるかなと思っています。

 

–逆に、PORINさんから「四季がない分、凄く大きなものを歌っている」というタイと日本の違いが上がっておりまして、それこそ世界中の人々が共感できるできることやちゃんと前向きになれるイメージがタイのポップスにもありますよね。今回の楽曲もそういう大きなものというイメージが繋がっているのかなと思います。

そうですね。 もともと私の音楽は、恋愛の内容が多くて、こういう応援のメッセージソングを歌うのは殆ど初めてなんです。僕は恋バナが好きで(笑)、音楽でも恋愛系が多くなるのですが…。今回はAwesome City Clubさんに歌ってもらうので、もうちょっとユニバーサルに、いろんな方に受け取ってもらおうという意味を含めて、聴き手の共感の幅を広げました。

–男女ボーカルが入ることで声の幅も広がりますよね。

そうですね。今回3人で歌うということもあるので、もっと大きな枠で、多くのリスナーに向けての曲になったと思います。

–ありがとうございます。もう1つ、STAMPさんについて、「誰かが聴いたことのある音だったり、懐かしさだったり、そいういう声を意識しった上で歌われているのかな」というメッセージをatagiさんから頂いております。
STAMPさんのバックボーンに日本のポップスやロックがある中で、そのエッセンスは意識して取り入れられているのでしょうか?

そうですね。タイの音楽全般が日本や中国、洋楽にも影響を受けているのでそもそもの親和性も高いんだと思います。特に最近のタイのアーティストが作る音楽はより広い方面からの影響を受けているので、atagiさんがどこかで聴いたことがあるというのは、おそらく現代のタイのアーティストがatagiさんと同じ洋楽だったりJ-POPなどの影響を受けているのかもしれません。

–タイのリスナーの方が日本の楽曲を聴いて受ける印象も気になりますね。懐かしいと思うのか、新しいと思うのか、似ていると思うのか…。

タイの一般の人から見たら、日本の歌、J-POPを聴いたら、懐かしいと感じるんじゃないかな? 昔から日本のアニメが土曜日の朝に放送されていて、主題歌を聴き込んでいた子どもも結構いたので…。今日本の歌に触れてなくても、多分日本の歌を聴いたらアニソンを連想して懐かしいなと感じると思いますよ!

–なるほど。ありがとうございます!ちなみに、STAMPさんの楽曲の中で、日本のAwesome City Clubのリスナーにハマりそうな曲、おすすめしたい曲はありますか?

おすすめしたいのは、「Bangkok Summer」です!日本には四季がありますが、タイは一年中Summer(夏)しか無いので、この曲でタイの雰囲気を満喫できるかなと思います。

–Awesome City Clubさんがタイの皆さんにオススメしたい「青春の胸騒ぎ」とも聴き比べて、現地の雰囲気を味わってみるのもいいですね。

そうですね!それぞれの国の天候とか現地の感じを味わってもらえると思います。

–これまではSKY-HIさんやchelmicoさんなど、ヒップホップとの融合が印象的だったのですが、今回はバンドセットということもあり新鮮でした。メロディーが入ってよりポップス感がきれいに聴こえるという印象がありましたね。

そうですね。そのとおりで、今回は新鮮でメロディーがきれいな曲なのですが、SKY-HIさんやchelmicoさんのコラボの際は、タイのラッパーさんとコラボした曲を日本語化したという経緯がありました。
今回Awesome City Clubさんとコラボするときにも、今持っている曲を探したのですが、Awesome City Clubさんに合うような曲が無くて…。今回はAwesome City Clubさんに合わせてゼロから作詞作曲を始めたというのが新鮮だったところなのかなと思っています。

–最後に、STAMPさんからAwesome City Clubの皆さんへ、直接言えなかったけど今だから言える伝えたいことがあればお願い致します。

私がオファーさせてもらった時、ちょうどAwesome City Clubさんの「勿忘」が爆発的に大ヒットされてて。ものすごくお忙しい時期だったにも関わらず受けてもらえてすごく感謝しています。もう1つ、私が制作中にコロナに感染し、スケジュールが変更になってしまったにも関わらず、お忙しいのに合わせて頂いて、回復するまで待ってくれたことにも凄く感謝しています!

–最後に月並みな質問ですが、今回「ฝันร้าย/ฝันดี ( move on ) feat. Awesome City Club」のリリースにあたって、最後に日本のファンに伝えたいことございましたらお願いします!

この曲は応援ソングでもあるので、人生は山あり谷ありだけれど、ポジティブな気持ちを伝えていけたらと思います。これからもよろしくおねがいします!

 

【リリース情報】

ฝันร้าย/ฝันดี (move on) feat. Awesome City Club

形態:配信シングル
リリース日:2021年8月4日(水)

各配信サイト:https://avex.lnk.to/STAMP_MoveonPR

楽曲説明:
2020年9月より、SKY-HI、THE CHARM PARK、chelmico等の人気アーティストとのコラボ配信シングルを連続リリースし、
日本の音楽シーンに「タイ・ポップス」という新たな風を吹かせ始めているSTAMP(スタンプ)。
勢いに乗るSTAMPの第4弾コラボは、大注目のバンド・Awesome City Club。

本楽曲は、「人生にはいい時期も悪い時期もあるけれど、前を向いて皆で一緒に歩いて行こう!」というメッセージが込められており、暗いニュースが多く沈んだ気持ちになってしまいがちな昨今、背中を押して寄り添ってくれる一曲になっている。当たり前が当たり前でなくなってしまった日常の中、いつか取り戻せる明るい未来を信じて願い歌う、今を生きる全ての人に贈る応援ソング。Awesome City Clubメンバーのatagi、PORINは初のタイ語の歌唱にも初挑戦しており、この夏最注目のコラボレーションです!!