【#ヤングミーツアジア】女子スケーター・土田ミレイが“スケートボード”と歩むこれから

48もの国と45億もの人々が行き交う“アジア”。雑多な都市部やアンダーグラウンドな路地裏、未体験のカルチャーが数多あるアジアンストリートと、模索・挑戦を繰り返すU25の初期衝動が出会う(ミーツする)連載企画。U25の若き才能達が新たなカルチャーに出会う瞬を捉える。
今回は、“WFSAフリースタイルスケートボード女子世界ランキング1位”の経歴を持つスケーター土田ミレイが登場。スケートシーンのリアルと、彼女の実直なこれからを紐解く。

 

“ヤングミーツアジア”にちなんで、土田さんのアジアとの最初の出会いは何?

短期留学で2週間シンガポールに滞在したこと!

 

シンガポールで感じたアジアの印象は?

想像以上に多国籍で、アジアを1つの枠に捉えらえないんだなと思いました。

そこからアジアへの印象は変わった?

アジア各国に友人ができて感じたことは、みんな穏やかでおもてなし精神があること。なんとなく、きつい人が多いイメージだったけど、本当にみんな穏やかですね。

 

自身の活動に影響を与えた体験は?

ヨーロッパで参加した大会です。初めて世界大会に出場して、入賞できて、想像以上に良い結果を残せました。これからスケートボードをしていく上で、1つの指標や自信になった1つのターニングポイントですね。この経験のおかげで、もっと広い場所に挑戦しようって、意欲も湧きました。

 

5年前、理想の21歳像はあった?

ちょうど、オリンピック種目にスケートボードが決まった年だったので、どんな形であれ“オリンピックに関わりたい”と思っていました。

閉会式に出演されていましたが、つまりその夢は叶ったということですか?

そうですね!まさか本当に関われるとは思っていなかったので、凄く嬉しかったです!

 

21歳の今、5年後の理想像は?

スケートボードに携わっていたいです。これからは就職を予定していますが、グッズ製作やキャスティング、様々な形でスケートボードを広めていきたいです!

 

オリンピック効果でガールズスケーターは増えた?

少しずつ増えては来ています。ただ、すぐに辞めてしまう人も多いので、みんなが長く続けて楽しめるように魅力を発信していきたいですね。

最後に、これからスケートボードを始める方々へアドバイスをお願いします!

とりあえず、パークに来てください!上手い人ばかりでは無いし、1人で滑る人もたくさんいます。もちろん、女の子もいますし、安心して一歩踏み出して欲しいですね。上手くなる人は、周りの意見をどんどん吸収しているので、スケーターがいる場所や環境に行ってみるのが大切だと思います!

 

Photographer:Uemura Mado
Hair&Make:Ikedo Asato
Interview&Text:Yoshimura Ayaka

【着用アイテム】

Tops

クラシックハーフジップスウェット/CLUBTEAMCLASSICHALF-ZIPSWEATSHIRT

Bottoms

ピンタックパンツ/HIDEPintuckPants(Beige)

【土田ミレイ】

横浜在住の女子スケーター。2000年生まれ。
Moonshine Skateboardsライダー。WFSAフリースタイルスケートボード女子世界ランキング1位。フリースタイル、ランプ、ストリート等ジャンルにとらわれないスタイリッシュなスケーティングが持ち味。東京オリンピック2020閉会式 出演。facebook「2020 change the game」キャンペーン 出演。東京ガールズコレクション2018 出演。

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