POSTED ON 2021年10月27日 1 MINUTE READ BY Ayaka Yoshimura
自転車、車、お酒、スニーカー…。それぞれの趣味趣向が現れる格好品と共に、アーティストの素顔と日常を覗き見する連載企画。
第1回目は空音が登場。愛飲するエビスビールを片手に、二十歳の節目とクリエイティブに向かう真髄、愛おしい日常の煌めきをお伺いした。
-本日二日酔いの空音さんですが…、お酒は普段から飲まれますか？
基本毎日飲んでるかな…？二十歳になってからは、あまり休肝日も無い気がしますね。家で一人でも飲みますし、色々試しながらいろんなもの飲んでます。
-因みに、二日酔いのマストアイテムは何でしょう？
絶対しじみ汁ですね。しじみ汁とアサリ汁飲んだら、もう最強ですね(笑)。セブンがおすすめです。今日も飲んできましたし、これがあれば二日酔いでも立ち上がれます。
-最近、一番美味しかったお酒は？
最近ワインを飲めるようになって、それが美味しかったです。ワインって直近だと2017年が美味しいらしくて。2017年は雨が多く、美味しいぶどうが豊作だったからなのですが。そういう背景を知れるからこそ、ワインって面白いし美味しいなって、今じわじわと興味持ってます。
-今回、空音さんの日常に欠かせない〇〇に“エビスビール”をお選びいただいた理由は？
純粋に僕が初めて飲んだビールがエビスで。そこから色々飲んだんですけど、自分の中でエビスとプレモルが二大巨頭みたいな感じで最強ですね。その中でも、やっぱりエビスが一番美味しい…。家にもエビスビールのストックが常にあるので、本当に毎日に欠かせないアイテムです。
-お酒の中でもビール派…？
そうですね！ビールの美味しさが分かるようになってからは、もうビール派です！
-空音さんにとって、一番ビールが美味しいシチュエーションはなんでしょう？
やっぱり、好きな人といたら美味しいし、量も増えますね。あとはライブの後の一杯はやり切った達成感があって、むちゃくちゃ美味しいです。
-12/25のクリスマスイベントを控えて、今回はバンドセットでの初めてのライブがあるということもあり、さらにビールの美味しさが増しそうですよね！
そうですね！そこもめちゃくちゃ楽しみです！
-ライブやツアーでも全国を回られる空音さんですが、特に好きな街はありますか？
福岡の親不孝通りと沖縄の名護です。沖縄は居心地がめちゃくちゃ良かったんです。僕、沖縄の血が入ってるので、シンパシーを感じるというか。自分のポジティブさや人に分け与える優しさみたいなのが、沖縄の人の根本にもあるようで、人も含めて好きな場所です。
-福岡はどうでしょう？
福岡は自分が純粋に住みたいって思える街ですね。周りのラッパーの子も住んでる人が多いし、文化としてもHIPHOPが強いし、ツアーでも楽しみな場所ですね。
-ライブでも日常でも、人と人との距離が近いですよね。
そうですよね。観客の皆さんもそのスタンスで盛り上がっていただけるから、ライブもやりやすいし、あったかいですね。
–今年は『Alcoholic club』、『TSUMAMI』とお酒に通ずる楽曲が続きましたが、二十歳を迎えて、“お酒に絡めた思い”みたいなものが何かあったのでしょうか？
お酒は“二十歳になった節目”というのが分かり易いのと、純粋に好きなので、好きなことを曲にするのが一番リアリティがあるなと。
-『TSUMAMI』でも「お前が酒に飲まれてる間に…」というフレーズがありますが、空音さんはお酒に飲まれることはありますか？
めちゃくちゃありますね(笑)。あんなこと言ってますけど、自分の方がめちゃくちゃ飲まれてます(笑)。好きで飲んでいるので、飲まれている意識は無いんですけど…。ただ、やけ酒はそんなにしないかな…？いやするか…、しますね(笑)。
-お酒にまつわるフレーズは、飲んでる時に思い浮かぶことも？酔った状態でアイデアやインスピレーションは沸くのでしょうか？
全く出ないんですよね…。人それぞれだと思うんですけど、そういうクリエイティブをお酒に頼りたくなくて。だから制作中も一切飲まないようにしています。僕は、クリエイティブにはストイックでありたいし、ラッパーに対する薬物などのイメージがある中で、そういったものに頼らず、真っ向から向き合っていきたいと思います。
-二十歳の節目から、更に空音さん色がリリース毎にアップデートされていますが、今後変わりたく無い軸はありますか？
「誰かの需要に合わせて何かを作らない」というのは変えたく無いです。曲が当たらなくても、自分がやりたいことを評価してもらえるよう、制作を続けたいと思います。そこさえ貫けば、しっかり自分は保たれると思うので、頑張ります。
-YouTubeなどのコメントでも、“空音らしい”とか、“ジャンルレス”とか、さまざまな見方があって面白いですよね。
そうですね、色々やりすぎてるんで(笑)。もちろん、1つの音を貫くのもめちゃくちゃかっこいいですよね。でも僕は、自分が作りたいものや時代背景も合わせて、ジャンルレスに進んでいきたいです！
-最後に、今後の展望をお願いします！
年内にまだ作品リリースがあるのですが、それ以降も制作を止めずに続けたいですね。年末にもクリスマスイベントがあるので、このご時世規制もあるとは思いますが…、ライブでももっとクリエイティブな面白いことをしたいです！
Photographer：Maho Korogi
Interview＆Text：Ayaka Yoshimura
【リリース情報】
Digital Single「STREET GIG feat. Black petrol」
2021年10月13日リリース
配信：https://jvcmusic.lnk.to/StreetGigPR
京都・大阪を中心に活動する新進気鋭の7人組HIPHOPバンド”Black petrol”とコラボした新曲が配信中。
バンド 編成による重厚なサウンドに、空音とBlack petrolのMC、SOMAOTAとONISAWAの3人のラップが飛び交うスリリングな楽曲。
「STREET GIG feat. Black petrol」MV
【空音】
2001年生まれ、兵庫県尼崎市出身。高校生でリリースした1st EP『Mr.mind』が注目を集め、2019年リリースの1st Album『Fantasy club』から「Hug feat. kojikoji (Album ver.)」がYouTubeで3,600万再生を超えるヒットを記録。2nd Album『19FACT』はApple Musicの「ヒップホップ/ラップ」チャートで1位を獲得。その後3rd Album『TREASURE BOX』ではクリープパイプやTENDRE とコラボを果たし、今年2021年に入ってからはKMとコラボしたEP『Alcoholic club』をリリース。そして最新曲「STREET GIG feat. Black petrol」が10/13より好評配信中。
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