今や海外でも一大ムーブメントとなっているジャパニーズ・シティ・ポップのブームのきっかけとなった「プラスティック・ラブ」現象を巻き起こした立役者の1人=韓国のプロデューサー/DJのNight Tempo。

昭和の名曲を令和にアップデートする昭和グルーヴ・シリーズ第11弾「八神純子 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ」が、10月22日から配信開始となった。

今回は、Night Tempoは70年代後半から第一線で活動しているシンガー・ソングライター八神純子の海外シティポップシーン人気曲「黄昏のBAY CITY」(1983年発表)と、日本人なら誰もが耳にしたことのある代表曲「みずいろの雨」(1978年発表)の2曲をピックアップ、そしてアップデートしている。

本作を含む、一連の「昭和グルーヴ」シリーズのアートワークでお馴染み、韓国のイラストレーター、tree 13による「黄昏のBAY CITY(Night Tempo Showa Groove Mix)」のリリック・ビデオが同時公開された。

あの頃をただ懐かしむ楽曲ではなく、当時の名曲を現在のサウンドでアップデートし、また新たな世界観を披露するNight Temp。それが、彼の発信する音楽に令和の若者や海外オーディエンスが熱狂する理由だろう。12月に発売されるオリジナル・アルバム「Ladies In The City」にも当時活躍したシティポップ系のアーティスト達が参加しているが、彼らしい今の世代に刺さる楽曲に仕上がっていることだろう。そしてNight Tempoによる昭和のディグ、キュレーション&アップデートはこれからも続いていく。