今韓国のファッション界が熱い。特にメンズモデルやメンズアパレルの評価が高まっている。
ソウルのファッションウイーク後の今、世界にとって韓国はどのように見えたのか。
進化するコリアンファッション界

ますます経済が拡大していく韓国では今、ファッション分野での急成長がめざましい。
今月10月16日から21日までソウル市が主催するビジネスファッションイベント、「ヘラソウルファッションウイーク」が開催された。
会場のソウル東大門デザインブラザは華やかな賑わいに包まれ、トップデザイナーから新人デザイナーに至るまで洗練されたコレクションが発表された。
毎年3月と10月に開催されるファッションウイークの期間にとりわけ注目されるのは、メンズストリートウエアだ。
世界的に評価されるブランド・モデル

韓国のメンズファッションは近年国際的に評価が高まり、国内ブランドやモデルたちがますます海外進出している。
例えば、「Wooyoungmi」 (ウーヨンミ)「JUUN.J」(ジュン・ジー)などのメジャーブランドはメンズウエアのジャンルで国際的に有名なブランドとなっており、若手ブランドでは「Blindness」(ブラインドネス)、「 R.shemiste」(アルスィミスト)、「Supercomma B」(スーパーコンマビー)なども同様に力を伸ばしてきている。
また、Sung-Jin Park(パク・ソンジン)、Born Li、Do Byung Wook(ド・ビュンウック)といったメンズモデルも、世界的に活躍しており、1月もパリやミラノの2016秋冬コレクションに参加しその魅力が絶賛された。
そしてなにより、韓国の若者文化は性別毎のファッションを強要しない自由さがある。
どのような服装をしようとも、偏見を持たれることがなく、ファッションに自由になれるという風土があるのだ。
世界的にジェンダーレスなファッションの流れもあり、そういった風土はアジアでは珍しく、世界から高く評価されている
今後も、韓国のファッションシーンからは目を離せない。