【21Questions】レイクレ てっちゃんの”ありのまま”に迫る21問インタビュー。「人見知りだけど、人に興味はあるんです」

人気YouTubeチャンネル「Lazy Lie Crazy【レイクレ】」の人気メンバー・てっちゃんが60MAGAZINEに登場。

時にはメンバーと仲睦まじくネタ系動画に興じ、時には役者として真摯に作品と向き合う一面を見せる彼。自らを「人見知り」だと評するてっちゃんが、知られざる自分のことや身近なメンバーへの愛、映像作品へのひそかな野望までたっぷり語った。YouTuberという枠に限らず、マルチな表現者としての本音も彼の人気を構成する理由だろう。

 

Q1.60MAGAZINEの読者に向けて、自己紹介をお願いします。

五人組のYouTubeをやってる、Lazy Lie Crazy(レイクレ)のてっちゃんです。大阪府大東市出身、1998年3月23日生まれ、24歳、男性です。

身長は180センチ、体重は63キロ。趣味は映画鑑賞です。好きな食べ物はうどんが好きです。

あとは、YouTube登録者数が129万人います。YouTubeを頑張ってなんとか飯食えてます。見てくれないとお金なくなってホームレスになっちゃうんで、ぜひ動画見てください。

Q2.ご自分の性格を一言で表すとしたら?

「人見知り」ですね。でも相手に対してめちゃくちゃ興味があるので、みんな気さくに喋ってください。

 

Q3.小さい頃はどんなお子さんでしたか?

明るく喋るタイプというよりかは、結構静かめなタイプで、クラスの端っこにいるような人でした。今もなんですけど。

Q4.YouTubeを始めたきっかけを教えてもらってもいいですか?

元々、レイクレ5人のうち4人は大学が一緒で、Twitterとかに面白い動画をあげたりしてたんです。それを見た別の大学のともやんが、どば師匠に一緒にYouTubeやろうぜって声をかけて5人でレイクレとして始動しました。

 

Q5.レイクレのメンバーはどんな人たちですか?

リーダーのどば師匠は、ほんまに一生喋ってるやつ。めちゃくちゃ面白いし、ちょっと抜けてるところもあるけど、それもまた愛嬌です。あとは仲間思いで、やるときはやる男です。

たかしはめちゃくちゃ真面目やけど、ちゃんと周りの空気を読んで話せるし、人間を見る目があるなと思います。他の人が気づかない部分に気づける。ちゃんとお前そんなとこ見てんねやみたいな。

ともやんは、ほんまに運動神経がめちゃくちゃいいですね。あいつもめちゃくちゃ仲間想いで、レイクレを始めるって言ったときも、絶対みんなで有名になろうぜと。元々あいつはバスケがすごい得意なんですけど、「俺はバスケで伸びるんじゃなくて、5人の個性を活かしたチャンネルにしたい」っていうのをずっと言ってて。あいつの施策とかのおかげで今のレイクレがあるんですごい感謝しています。

ぺろ愛男爵は、元々中学からずっと一緒で、もうかれこれ10年以上の仲やけども、ほんまにいい意味で変わらんというか。ずっと仲良くしてくれてるし、ソウルメイトです。めちゃくちゃ誰にでも優しいってのがあいつのいいところかなと思います。

 

Q6.この春から冠ラジオ(チュート徳井・レイクレてっちゃんのA Music Chanc)が始まりましたよね。ラジオ番組はいかがですか?

元々YouTubeの個人チャンネルでラジオはやってたんですけど、やっぱMBSっていうちゃんとしたテレビ局で、お相手がチュートリアルの徳井さんというので、始めはめちゃくちゃ緊張しました。
今は徳井さんが収録中以外でもすごい喋ってくれるし、今はラジオを録るのが楽しみになってますね。ぜひ皆さん、土曜日23時半MBSで聞いてください。

Q7.一緒にお仕事してみて、徳井さんはどんな方ですか?

お笑いの最前線で活躍してる人なのに全然驕ってないというか。YouTuberという職業に対しての理解やリスペクトもあるし、僕の喋りたいことを徳井さんの話術で引き出してくれるんで、すごく助かってます。もちろん徳井さん自身も自分で笑いを取るところは取るし。すごく面白くて気さくな方です。

 

Q8.演技のお仕事はこれまでどんな作品に出演してきましたか?

元々、大学とかでやってるような自主制作の映画に出て、そこから「Smile」という作品でマドリード国際映画祭の最優秀助演男優賞を受賞しました。そこからお芝居の仕事がどんどん増えて、今はちょこちょこお話が来るようになりました。ぜひ、何か仕事があればよろしくお願いします。

 

 

–役作りのコツはありますか?

めちゃくちゃ脚本を読み込むことと、「自分の役の人だったら、こういうときどうすんやろ」っていうのを日常生活でめちゃくちゃ考えて、実践してます。

Q9.個人チャンネル、J’ Cinemaでは監督・脚本を担当していますが、これからどんな作品を作りたいですか?

映画って結構いろんな人に消費されていくものじゃないですか。でも、100人に消費されてそのまま捨てられる作品っていうよりかは、1人が死ぬまでずっと記憶に残るような作品を届けたいなっていうのはずっと思っています。

 

Q10.お気に入りのYouTube企画はなんですか?

いっぱいあるんですけど、中でもお気に入りはめちゃくちゃ初期の「はなうどん」。本当に登録者全然おらんときの動画ですね。
メンバーのたかしが、鼻からうどんをすすって口に出すっていうのがバリ早いんすよ。あれやって、詰まるみたいなくだらん動画が僕は好きです。

 

全然伸びてもないんで、ほとんどの人が知らないと思うんですけど。

あれは僕が大学時代に一人暮らししてた狭い部屋で撮ったんですけれど、それも何かいいなっていうか。編集も全然やし、しょうもない動画ですけどね、本当に。

Q11.今でも関西を拠点に活動されていますが、地元の好きなところはなんですか?

みんな人が優しいですね。たとえば駅員さんに道や行き方を聞いたときに、大阪の人ってめちゃくちゃ丁寧に言ってくれるというか。東京の駅員さんはちょっと冷たいなとたまになんか感じますね。やっぱ大阪の方が人情味があるというか。もちろんそんなことないと思うし、全然東京嫌いじゃないんですけれど!

あとは料理も美味しいですし、結構いろんな遊ぶところもあるので、ぜひ大阪に来てみてください。

 

Q12.今日のコーディネートを教えてください。

そうですね、春っぽい感じにしました。このシャツがお気に入りで、SELF MADEっていうイタリアのブランドなんですけど、すごい奇抜やけど着やすいというか。

特にファッションに対してのこだわりとか僕あんまなくて、お店にあるかっこいいなって思ったものを着るっていう感じです。このブランドだけ、みたいなこだわりは特にないです。

Q13.ファッション以外の部分で譲れないこだわりはありますか?

YouTubeの動画の編集ですね。レイクレの編集は、自分で言うのもあれですけどすごい手凝ってますし、時間もすごいかかるんで、そこは妥協せずに編集していきたいなと。現状維持からどんどん進化させていきたいっていうのは自分の中であります。

 

Q14.最近、自分の成長を感じた機会は?

タクシーに乗る頻度が増えました。タクシーの自動で開くドアを自分で開けちゃう癖がなくなりましたね。

あとは、大人の人とご飯行くときに大盛りを頼まないようにしましたね。なんか大盛り頼むやつはガキっぽいなって僕の中であるんですよ。

Q15.最近ヘビロテしている楽曲はなんですか?

ヒップホップを結構聞きます。Creepy Nutsさんとか、結構ハードめのヒップホップだったら¥ellow Bucksさんとか聞いたりしてます。

普通のJ-POPで言ったら、奥田民生さんが結構好きで、運転してるときはイージュー☆ライダーを絶対聞いてます。

 

Q16.東南アジアなど旅行に行くのが好きとのことですが、コロナが明けたらどこに行きたいですか?

自分が行ったことない地域に行きたいので、ヨーロッパか、ハリウッドのユニバーサルスタジオに行きたいですね。ユニバーサルスタジオのなかに、いろんな名作映画を撮ってるスタジオがあるんですけど、そこを列車か何かで観光できるらしいんです。それに絶対1回は乗っておきたいなっていうのはあります。

Q17.編集や本の執筆など、作業に集中するコツを教えてください。

元々集中力がそこそこあると思うんですよ。1個の作業を始めると、結構のめり込んじゃうというか。割と3~4時間くらいガーっとやったり、本とか脚本とか書くときも、ぶっ通しで書くんで、別にそういうコツみたいなっていうよりは、僕の性格がそんな感じなのかな。

 

Q18.ついやってしまう直したい癖はありますか?

レストランとか、コンビニとか行ったときに、「こちらの商品でよろしかったですか?」みたいに聞かれるじゃないですか。「あっはい」って答えるときの、「あっ」を消したいです。ちょっと人見知りっぽい感じが出ちゃう。

Q19.新生活や5月病に悩む学生・新社会人にメッセージをください。

僕も元々めちゃくちゃ怠け者なんですよ、大学時代とかも全然授業に行かんかったし。でも、自分がやりたいこととか、自分がこれをしないと生活できないという状況に陥ったら、自然とやらないといけなくなるんで、あえて自分を追い込む。

何か自分の目標ややりたいことを見つけたら自然と体は動くので、やりたいことを見つけるのが一番五月病に効くんじゃないかなって思います。

 

Q20.10年後の自分はどんな自分でいたいですか?

全部忘れて海外でダラダラしたいっすね。5人で、まだ楽しく動画撮ってたらいいな。

あと、みんなの記憶に残るような一つの映画の作品に出演したり携わったりして、その一部に自分がなれたらいいなと思います。

Q21.現在の目標とこれからの展望を教えてください。

5人で楽しく仲良く動画を撮るっていうのが、やっぱり僕らのモットーなんです。正直YouTubeって数字の世界だと思うんですけど、5人で楽しく動画を撮ってるのを視聴者も見たいと思うし、そこをブレずにやって、そこに数字がついてきたらいいなと思うんで、それを維持できたらなっていうのはすごい思います。あとは、個人でも映画関係やいろんな仕事で、どんどん活躍できたらいいなと思います。

 

Photographer:Horie Yuri
Interview & Text:Tajima Ryoko