フランス、パリで誕生したファッション展覧会「Man/Woman」をご存知だろうか。
海外で密かに人気を集めているブランドが一堂に集結し、日本未上陸のアイテムをいち早く手に入れることができる。今秋にも東京で開催予定のMan/Womanとは?

Man/Womanとは
Man/Womanは2012年にパリでスタートしたファッションエキスポである。彼らが厳選した各国の一押しブランドを一堂に集結させ、これまでにも多くのブランドと現地のバイヤーたちとを繋ぐ架け橋となってきた。
そのブランド選定には強い自信を持っており、きっと新たな発見と出会いに繋がるだろう。

展示会の目的
各国の選び向かれたアパレルやアクセサリー、ライフスタイルブランドが、優れたバイヤーやプレスと出会うビジネスの場を生み出すことを目的としている。
そこでバイヤー等によって選ばれたブランド、商品は日本のセレクトショップなどでの取り扱いが始まるかもしれない。
さらにはビジネスパーソン向けだけではなく一般公開日も設けており、過去にはそこでしか手に入らない限定アイテムの販売もあった。

Amazonファッションウィークに出展
パリ、ニューヨークで行われていた当展示会だったが、舞台を日本に移し今年の3月に初めて行われたMan/WomanTOKYO。 Amazon ファッションウィーク中のイベントとして開催された。
創業者兼共同経営者のアントワーヌ・フロック(Antoine Floch)は日本での開催について以下のように語っている。
「こうした新しい形式は、現状に対応したものだ。日本からの『Man/Woman』来場者は、パリで45%、ニューヨークで25%を占めるまでになっている。重要な日本市場との結びつきを維持し、確固たるものにした上で強化することが必要だ」(FASHION NETWORKより)
次回のMan/WomanTOKYOは10月18•19日に、いずれもAmazonファッションウィーク内のイベントで行われる予定だ。開催場所は渋谷のTRUNK HOTELとされている。
前回のMan/WomanTOKYO
今年3月に行われた2018 A/Wの展覧会では、以下のブランドが集結。
Albam(イギリス)、Brandblack(アメリカ)、Classic(フランス)Creatures of Comfort(アメリカ)、Gabriela Artigas(アメリカ)、Garbstore(イギリス)、Giu Giu(アメリカ)、Howlin(ベルギー)、Jungmaven(アメリカ)、Kinfolk(アメリカ)、La Paz(ポルトガル)、Lot,Stock and Barrel(アメリカ)、Smock(アメリカ)、Stan Ray(アメリカ)Universal Works(イギリス)、Veja(フランス)、YMC(イギリス)
各々の個性が詰まったブースは、ブランドの世界観が表現されている。



日本市場を研究し尽くされて選ばれたブランドやコンセプトは、これからの日本のファッションに変革と刺激を与えてくれるものになるだろう。