イギリスに住む500人の成人を対象にしたオンライン調査で、95パーセントもの人が過去半年において何らかの商品をオンラインで購入したことが明らかになった。
Webhelp(ウェブヘルプ)が行った調査によると、過去半年の間でオンラインで買い物をしたことがないと答えたのはたったの5パーセントだった。
55~64歳の人となると、その数字は3パーセントになり、18~24歳に限ってはたった1パーセントが過去半年間オンラインでの買い物は「控えている」と答えた。
おもしろいことに、年収が10万ポンド以上の人はみんな、過去半年の間に何かしらをオンラインで購入したことも分かった。
また、18~24歳の87パーセント、25~34歳と45~54歳の世代は81パーセントもの人が過去半年の間に衣料品をオンラインで購入したと回答しており、オンラインで購入する商品としては衣料品が最も一般的であることを示す結果となった。
しかしながら、消費者が衣類を購入するのは小売業者のオンラインサイトではなく、Amazon(アマゾン)やTesco(テスコ)といったeコマースのプラットホームであることも判明した。
小売業者では、Very(ベリー)がやっと6位に入ってくるくらいである。
ウェブヘルプのCEO、David Turner(デイビッド・ターナー)は、以下のように話している。
オンラインサイトで最も購入されているものが衣料品だったことに驚くかもしれないが、現在、この世界で重要な役割を担っているのは従来の小売業者ではない。これはつまり、彼らがアマゾンの持っている衣料品分野にチャレンジできる可能性を示している。ウエブヘルプの調査結果では、オンラインショッピングはすでに日常生活に溶け込んでいることがはっきりと示されている。もし小売業者がこの競争の激しいマーケットに割り込んでいきたいのであれば、オンラインでの購入方法をもっとスムーズにし、顧客が本当に求めているものを提供していく必要があるだろう。