今日(こんにち)のファッションシーンにおいて絶対的な存在であり、世界的なトレンドともいえる“ラグジュアリー・ストリート”スタイル。
すでに取り入れている人もこれから取り入れたい人も、おさえておくべきブランド4選を紹介したい。
OFF-WHITE(オフ・ホワイト)
ラグジュアリー・ストリートを語る上で、「OFF-WHITE(オフ・ホワイト)」の存在は欠かせない。
ルイ・ヴィトンのメンズアーティスティックディレクターに就任し、今ファッション界で最も注目を浴びる人物の一人であるヴァージル・アブローが2013年に設立した「オフ・ホワイト」は、現在のラグジュアリー・ストリートブームを築いたブランドだと言われている。

ブラック&ホワイトのシンプルな色使いをベースに、斜めストライプや矢印などアイコニックなモチーフを盛り込んだアイテムを展開。バックデザインが多いのもブランドの特徴だ。
ラッパーのA$AP Rockyやジャスティン・ビーバーなどが着用し、若い世代を中心に急速に広がりを見せ、あっという間に人気ブランドへと駆け上がった。
PALM ANGELS(パーム・エンジェルス)
https://www.instagram.com/p/BlBJQW1hFtf/
フォトグラファーであり、「MONCLER(モンクレール)」のアートディレクターでもあるフランチェスコ・ラガッツィが手掛けるスケーターブランド「PALM ANGELS(パーム・エンジェルス)」。
ロサンゼルスのヴェニスビーチやマンハッタンビーチの雰囲気、またそこに暮らす人々からインスピレーションを得たアイテムを展開している。
https://www.instagram.com/p/BcNugdZH4td/
特に人気を集めているのが、ラッパーのPlayboi cartiも愛用しているこのジャージ。目を引くビビッドなカラーと、90年代ストリートスタイルを彷彿とさせるサイドラインのデザインが特徴だ。セットアップでの着用はもちろん、かっちりとしたジャケットにジャージパンツを合わせるスタイルも人気。
「パーム・エンジェルス」の愛用者は他にも、世界的ラッパーのJAY-Zや人気モデルのカイア・ガーバーなどがいる。
MARCELO BURLON(マルセロ・ブロン)
https://www.instagram.com/p/BkNNM0KhH-g/
名門セントラル・セント・マーチンズ出身のデザイナー、MARCELO BURLON(マルセロ・ブロン)が自身の名を冠して立ち上げたストリートファッションブランド。
マルセロ・ブロンはこれまでに数多くのブランドPRに携わってきた他、DJ、パーティ・オーガナイザー、映画プロデューサーなど、マルチな才能と肩書を持つ事でも知られている。
https://www.instagram.com/p/BkfJ6cWhVUu/
「マルセロ・ブロン」のアイテムの特徴として挙げられるのが、ラテン要素とストリートのMIXという、これまでになかった独自のスタイル。マルセロの出身地であるアルゼンチンの文化やクラブシーン、南米パタゴニアや古来民族などのテイストが盛り込まれている。
他にも、爬虫類や動物、スカルモチーフ、宇宙を彷彿とさせるグラフィックプリントなども多く使用。
愛用者には、カニエ・ウェストやプシャ・T、ジャスティン・ビーバーなどがいる。
RICK OWENS(リック・オウエンス)
カリフォルニア出身、ロサンゼルスの学校でパターンとファインアートを学んだRICK OWENS(リック・オウエンス)が立ち上げたファッションブランド。
日本を含む世界中で絶大な知名度と人気を誇り、マドンナやケイト・モス、レニー・クラビッツ、ブラッド・ピットなど名だたるセレブも多く愛用している。
「リック・オウエンス」のアイテムはほとんど色彩を使わず、ブラックやブラウン、カーキなどを基調としている。シンプルな色使いながら、ストリートとゴシックを合わせたような独自のスタイルは抜群の存在感を放つ。
そのスタイルは「究極のモード」と評され、ラグジュアリー・ストリートだけでなくモードファッションを語る上でも欠かせないブランドとなっている。
シーズンを重ねるごとに勢いを増す、ラグジュアリー・ストリートというスタイル。今回挙げた4ブランドをチェックして、トレンドの波に乗ってみては?