12月18日より韓国で放送がスタートしたJTBC土日ドラマ『スノードロップ』放送直後に「『スノードロップ』は数多くの民主化運動家を拷問して殺害した国家安全企画部の職員を愚直な熱血公務員として描写し、国家安全企画部を積極的に美化して、スパイが民主化運動家と誤解される場面を挿入して、国家安全企画部が民主化運動を弾圧した当時、“スパイ撲滅”を掲げたことを擁護するような態度を見せている」として、上映禁止の仮処分申請書が提出されるなど、放送を続けるべきかどうか議論されていた。

それを受けてJTBCは「『スノードロップ』をめぐる議論が続いている。ドラマの特性上、一度に全てのストーリーを公開することができないため、序盤の展開から誤解を招いたのだと思う。これを受け、JTBCは視聴者の懸念を払拭するために、放送を予定よりも早く行うことにした」と発表し特別に3夜連続で放送することを決定。さらに、「その3日間で放送される『スノードロップ』第3~5話では、北朝鮮のスパイであるスホが韓国に来た背景と不当な権力の実体が明らかになり、序盤の設定との蓋然性を確認することができる。劇中で、安全企画部は北朝鮮のスパイを韓国に呼ぶ主犯格であることが分かり、韓国と北朝鮮の首脳部がそれぞれの権力と金を目的に手を組む内容が始まる。また、彼らが秘密裏に繰り広げる作戦に巻き込まれる若者たちの話も展開される」と説明を加えた。24~26日の午後10時30分より、第3~5話が放送される。

https://disneyplus.disney.co.jp/program/snowdrop.html

 

ジスの俳優デビューの作品であり、世界中から注目を受けている作品である。だからこそよりこのような問題が議論になるのかもしれない。だが、 JTBCの言うとうり誤解が払拭され、名作として今後も残るような作品になることを楽しみに放送を待ちたい。

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