Yves Saint Laurent Beauté(イブサンローラン・ボーテ)のアイコン的香水『Opium(オピウム)』発売40周年を記念して、フランス人女性アーティストManuela Paul-Cavallier(マニュエラ・ポール=カヴァリエ)とコラボレーションした限定ボトルが登場する。

ゴールドが印象的なこのボトル、ごく限られた数のみの限定生産で11月上旬から発売予定。

1977年に創り出された『オピウム』の伝説的ストーリーは「キング・オブ・ファッション」と呼ばれたイブサンローラン本人のイニシアチブでスタートしたもの。

しかし、当時はその名前が麻薬を連想させるとしてオーストラリアと中東でその販売が禁止されるなど、決して平坦な道のりではなかった。

イブサンローランは、人生と愛へのアディクションを象徴し、人と人とを魔法のように結びつけるパッションをイメージする言葉として『オピウム』を選んだ、というのが本当のところ。

結果として『オピウム』は世界的大成功をおさめ、特にフランスでは予想の15倍を上回る売り上げを記録したと言われている。

東洋への憧れをイメージして作られたこの香水は、マンダリンをトップノートとし、ジャズミンとカーネーションのフローラル系ミドルノート、そしてアンバーとパチョリのラストノートが特徴で、当時の香水の常識を覆した。

さらにはJerry Hall(ジェリー・ホール), Linda Evangelista(リンダ・エヴァンジェリスタ), Kate Moss(ケイト・モス)、Emily Blunt(エミリー・ブラント)などのカリスマ的存在が広告塔として採用されている。

もとは日本の印籠にインスパイアされたというボトルデザイン。

今回40周年記念としてマニュエラ・ポール=カヴァリエとコラボレーションし、さらなる進化を遂げている。

高度に熟練した繊細なテクニックでゴールドを塗布、タッセルはハンドメイドだ。

40周年記念版 Opium Extrait de Parfumは数量わずか20の超限定販売(15ml €2,000)。